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執筆者の写真コウスケ

期待するのをやめたら夫婦関係はうまくいく

更新日:11月13日


夫が妻にものを投げられている
期待するのをやめたら夫婦関係はうまくいく


「毎日夫にイライラする」

「妻の言い方が気に障る」


それほどでもなかったのに、

一緒に生活を始めると

イライラポイントが

急に増加します。


このイライラが

毎日積み重なると、

夫婦喧嘩の原因になったり、

最終的には離婚に

至ってしまうことも。

離婚してから振り返ってみると、

きっかけは実はほんの些細なこと

だったりします。


せっかく縁あって

夫婦になったのですから、

つまんないことで

別れてしまうのはもったいない。

つまらないことで

ケンカしないようになれば、

夫婦関係はうまくいきます


どうしたらつまらないことで

ケンカをせずに済むのでしょうか。

それは、

「期待することをやめる」

ことです。


《目次》






育ってきた環境が違うことを知る


育ってきた環境が違うことを象徴した「セロリ」
セロリという歌を知っているだろうか??

当然のことながら、

夫婦となる前は

育ってきた環境が違うわけですから、

好き嫌いは否めません。


皿の洗い方、

掃除の頻度など

細かいところがもう、

全部全然違います


違うということは

自分が思ったように

いかないということなので、

そりゃイライラします。


育ってきた環境が違うから、

考え方も全然違う


ということを改めて

思い出しましょう。


パートナーはわざと

イライラさせようと

しているわけではなく、

今まで通り

普通に暮らしていたら、

なぜかイライラされてしまう

と戸惑っています。


もう1つ、

覚えておきたい

ポイントがあります。


それは

あなたがイライラしているのと

同じように、

相手もあなたにイライラしている

ってこと。


自分だけの生活スタイルを

押し付けると、

自分のイライラは減りますが、

相手のイライラは

何倍にもなっています。


これって、

自分の気持ちよさのために

相手にババを引かせ続けているのと

同じことですから、

そのうちキレられます


それはもう青天の霹靂(へきれき)か

というくらいに唐突に

ブチ切れられます。


だって、

気持ちよく生活しているのは

あなただけなんですもの。

相手のフラストレーションは

どんどんどんどん溜まっていき、

そのうち爆発を起こすのです。




話し合うのが基本のキ


土下座させられたお父さん
こんな勢いで怒られることありますね

解決方法?

そんなもん、

「話し合う」

他にありません。


話し合うことから

逃げ続けて

時間が解決する

なんてことはありませんよ。


夫婦会議をしないというのは、

部屋の隅っこに

ゴミを溜め続けているのと一緒。

一見部屋は綺麗になるけれど、

実は死角にゴミが溜まり続け、

ある時突然

それが異臭を放つようになります。


「自分はこうしたい」

「あなたはどうしたい?」


という話し合いを繰り返して

二人の最適解を調整するのです。


注意したいのは、

一度話し合いをしたからといって

それがずっと最適解で

あり続けるとは限らないという点。

時間の経過とともに

調整が必要になります。


もう一度言いますが、

話し合うことから

逃げていても何も解決しません。

話し合うのは夫婦生活の基本のキです


話し合う際はぜひ、

アイメッセージを使ってみてください。

アイメッセージについて

詳しくはこちらの記事を参照ください。




妻(夫)にイライラする理由、それは期待しているから


家事をしている夫とスマホを見ている妻
なんだかイライラすることもあるわけで・・

なぜ妻(夫)にイライラするのでしょうか?

それは相手が自分の思い通りに

動いてくれないから。

もっと言えば、

期待通りにいかないからです。


家事をもっとちゃんとやって欲しい
育児の参加率が足りない
掃除の仕方が甘い
作るご飯のレトルト率が高い

これ、言い換えると


家事をもっとやれるはず
もっと育児してくれないと困る
私が思ったような掃除の仕方ではない
ご飯がレトルトなんて愛情が足りない

とも表現できます。

つまり、

期待はずれだということ


もっとできる、

やってくれていると

思っていたのにやってくれない。

やれていない。

期待値と現実との差が

イライラの根本にあります



期待とは甘えの表れ。

思い出してみてください。

思春期の頃、

親に対してなんだかわからないけど、

常にイライラしていませんでしたか?


「お弁当にちくわ入れんなって言っただろ!」

「なんで体操着洗ってないのー?」


などなど、

親がやってくれて

当たり前だと思っていたから、

それが叶わなかった時に

イライラしていたのです。

やってもらうのが当たり前=甘え

です。

または

当然やってくれるもの=期待

とも言えます。


妻が家事をやって当たり前

ゴミ捨ては夫がやるもの

そんなふうな方程式が

決まっていたから、

それが叶わなかった時に

イライラが湧いてきます。


それならいっそ、

期待することをやめてみたらいいんです。

基本、やってくれない。

相手がやらないのがスタンダード。

そう考えてみると

ものすごく楽になります。







もしシングルだったら・・をイメージしてみる


洗濯物の山に困っている男性
ひとりで家事をやるのは大変なのです

我が家も

ものすごく険悪な日々を

送ったことがあります。


お互いに顔も見たくないし、

会話なんてしたくもない。

できるかぎり同じ部屋に

居ないように工夫していました。

もはや離婚するしかないなーと思って、

子どもたちにも

会うことが難しくない範囲で

アパートを探したりもしました。


本気で離婚を考えてはみたものの、

やっぱり子どもたちとも

離れたくなくて、

親権を取る方法は

ないかとも考えました。


この辺りの夫婦の危機は

この記事に詳細を書いています。




そのうち離婚するんだから、

今のうちにシミュレーションしておこう

とやってみたのが

「もし自分がシングルだったら」

という設定です。


周囲にシングルマザーも

シングルファザーもいましたから、

彼らのことを思いました。

実際やってみると

めちゃくちゃ大変でした。


仕事から帰ってきて

ご飯作って

お風呂入れて

洗濯して、

寝かしつけて。


朝も早起きして

ご飯作って

お弁当を用意して

出勤。


これを週5でやってんの

マジですごい。

本当に尊敬ものです。

早々に心が折れそうになりました。


確かに週5で

やり続けるのはきついけど、

週2、3なら

意外とやれるんじゃないか

という手応えも感じました。

妻が晩御飯を用意してくれるとか、

掃除をしてくれるとか、

子どもたちのお風呂を

入れてくれるとか、

そういう一切合切

期待するのをやめて、

いないものとして扱おう

と決めました。


すると、

何もかも自分でやらないといけないから

肉体的には大変だったのですが、

イライラしなくなったので

精神的にはものすごく楽になった

のです。

積極的に家事育児を

やっているものですから、

妻も何も言わなくなるどころか、

感謝の言葉すら

口にするようになりました。


まずは自分が行動して変わる。

自分が変わるから

周囲も変わるという循環です。



期待しないからこそ感謝を伝えられる


白い花とプレゼントの包み

妻からしたら

「やってくれない」による

イライラが募っており、

僕にとっては

イライラをぶつけられることで

イライラしていたわけで。

人に偉そうにいう割に

自分できてないやんけ、

みたいな。


これってお互いに

もっとやれるはず、

もっとできると

期待していたからなんですよね。

期待値が高いからこそ、

叶えられなかった時に

イライラする。

前章で紹介した

「シングルごっこ」は

問題を根本から変えた改革でした。


僕はそもそも

問題を解決しようと思って

やり始めたわけではなく、

離婚しようと覚悟して

始めたことが

たまたま功を奏しただけ

ではあったのですが。


それでも、

家事育児を

「妻がやってくれるだろう」

という期待をしなくなったために、

自分一人で全部やってやる!

と積極的に取り組むようになり、

妻のイライラの原因が

雲散霧消したわけで。


逆に妻から

「ありがとう」とお礼を言われるように

なりました。

こちらも、

妻が家事をしていてくれた時は、

元々こちらでやる予定だった家事を

やってくれたということで、

「ありがとう」と伝えられるようになりました。


期待していなかったからこそ、

感謝の念が湧くものです。

逆に「やって当たり前」

と期待していれば、

叶わなかった時に

文句は出ますが

感謝の言葉なんて出てきません。


お互いに感謝を伝えられるようになると、

夫婦関係の修復は早くなります。

ありがとうはまるでキズパワーパッド。

パートナーがしてくれていることに目を向けて、

「ありがとう」と一言言ってみてください。




まとめ


夫婦関係がしっくりこない、

なぜかイライラしてしまう理由の一つに

育ってきた環境が違うこと

が挙げられます。


違いを理解して調整して暮らしていくために

話し合いをする必要があります。


これで解決すれば万々歳。

話し合いをしても変わらない場合、

まずは自分が意識して変わること。


僕のおすすめは

シングルになったつもりで

生活をしてみること。


日々の暮らしをキープする大変さを

実感することができますし

家事育児を一人でやれた

という自信もつきます。

また、

やってくれているパートナーに

感謝の念も湧くでしょう。


逆にあなたがそれを実践することで

パートナーに

感謝されるようにもなります。





 

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