コウスケ
娘の恋愛がうまくいくかどうかは父親の子育て次第?

我が家は第一子が娘です。
娘が生まれると周囲から
結婚式で泣くんじゃないの?
とか
娘がそのうち彼氏連れてくるよ
とか
冷やかされるものです。
特におじさんはそういうの言いたがります。
自分にも娘がいるくせにね。
そんなとき、ふと目に入った記事がありました。
『娘がどんな男を連れてくるかは父親にかかっている』
と書かれたアメリカの記事でした。
同じものはどこに行ってしまったのか見つからないのですが、記事にはどこぞの大学の研究レポートも添えられていた記憶があります。
それを見て、責任重大だと感じました。
よくある結婚の挨拶のテンプレとかって
頑固親父が
「あんなやつ認めん!」
みたいに反対するイメージあるじゃないですか。
それって結局自分の子どもとの関わり方の結果が回り回って20年後に自身に返ってきてるってことなわけで。
結局自分の関わり方がまずかったおかげで
娘がクズな彼氏を連れてきたりクズな男と結婚して苦労したりそれを見て今更ながらハラハラ心配したり後悔したとしても後の祭り。
娘がいるお父さん方、
今からでも娘との関わり方を見直してみませんか?
父の愛が薄いとサイコパスを引き寄せる?

僕の周りでもサイコパス男性と付き合って苦しい思いをした人が何人もいます。
わかりやすく言えば
モラハラだったり
DVだったり
とにかくつらい思いをしながらも離れられないでいる。
サイコパスってすごいですよね。
一緒にいたらダメになるって理性でわかっているのになぜか惹かれてしまう。
アメとムチの使い方が一級品。
またこれが男性の視点でいくと
仕事はできるし人当たりはいいしめっちゃいいやつなんですよ。
仕事上では信頼できるというか・・・
そんなやつに限って女性関係が派手だったりいつまでも身を固めないでいたりするんですよね。
対等な関係性だったり、ビジネス上の関係、つまり損得が発生するような関係においては猫をかぶれるんだけど自分より弱者と認定した相手(多くは交際相手の女性)に対しては強気になったり束縛が強くなったり暴力行使することもある。
以上が僕の認識しているサイコパスの定義であり、彼らがサイコパスになった所以も両親との関係性とか育った環境とか色々要因があるのですが、そこは一旦置いておいて。
こうしたサイコパスに引っ掛かってしまう女性側、こちらにも共通点を見つけました。
それは父親との関係です。
父親から暴力を受けて育ったり、両親が離婚して父親がいない家庭だったり、または幼い頃に亡くなっていたり。
いずれにしても父親の愛情が不足していた女性がサイコパスに当たってしまっていました。
大学の研究ほど多くのサンプルを集めているわけではありませんがこれは無関係とは言えないと思います。
つまり、娘がサイコパスに当たる可能性を低くできるかどうかは父親の愛情表現にかかっていると言えるのではないでしょうか。
子どもが陥るストックホルム症候群

僕の感覚的な情報だけではなくもう少し科学的な説明を加えたいと思います。
ストックホルム症候群
というのをご存知でしょうか。
これは1973年に実際にスウェーデンで起こった銀行強盗事件にちなんでつけられた症状のことです。
この銀行強盗において人質となった人たちは解放後も犯人をかばうなど好意的な態度を見せました。加害者に対して同情的または共感的な態度をとるのは自己防衛本能からくるものであると専門家は解説しています。
家庭内でも同様のことが起こり得ます。
暴力や暴言で攻撃を加えてくる相手に対して
「自分が悪いんだ」とか
「かわいそうな人だから」とか
「自分がいないとダメだから」
といった感情を持ってしまうのです。
特に子どもは親の庇護なしで生きていくことは難しいので
「親に嫌われないようにしなくては」という本能が働きます。
つまり親に嫌われないことが自分を守ることにつながるのです。
親に嫌われないように、暴力や暴言を受けないように目の色を伺うように言うことを聞いて生きてきた子は、大人になってからもその癖が残ります。
相手の男性から嫌われないように自分を押し殺して相手に合わせるようになるのです。
そのため、父親と同じような問題を抱えている男性に魅力を感じる可能性が高いとも言われており、異性関係では負のループが生まれてしまいます。
自身の親子関係を見直してみる

今から過去を変えることはできませんが、
過去を認識することで未来を変えることは可能です。
両親との関係性はどうだったでしょうか。
家庭内ストックホルム症候群になる女性の父親は
DV、泥酔、ネグレクト、ワーカホリックなど父親として何かしら重大な問題を抱えていたと報告されています。
父親に反発して口をきかなくなっていたり、母親から父親の悪口を聞かされて育った場合でも
ストックホルム症候群になりやすいそうですよ。
父親に反発する反面同情的になるパターンです。
娘の男選びにはこうした形で母親の影響もあったんですね。
子育ては親から育てられたように自分も子どもにしていくのですから
まずは自分の幼少期、どのように育てられたのかを振り返ってみてください。
父親とはよく遊んでいましたか?
母親は父親の悪口を言っていなかったでしょうか?
もしされて嫌だったことがあれば自分は子どもにしないように意識しましょう。
無意識だとついやってしまうからです。
僕は幼少期よく父親からゲンコツや張り手をくらいました。
なので父親が手を挙げると無意識にビクッとしていたものです。
僕は娘にはそうなって欲しくないのですが、
イライラが最高潮に達して感情的になってしまうとついついバシッと手が出てしまいます。
本当に無意識なんです。
こうした無意識は意識していかないと変わりません。
まずは親子関係、そこから見つめていくと自身の子育てにおける課題や改善点が見えてきます。
本物の愛とパチモノの愛

なぜ父親の愛が娘の恋愛観に影響を与えるのか、僕は真剣に考えました。
色々調べて考えた結果、たどり着いた答えは
本物と偽物がわかるようになる
ということです。
男性から本当の愛情を持って接されているのか、それとも表面的な優しさでしかないのか、これを嗅ぎ分ける能力はとても重要です。
表面的な優しさで陥落してしまうと急に扱いが変わったりしても抜け出せなくなってしまいます。
これぞまさしくサイコパストラップ。
恋愛体質の子もそうかもしれません。
父親からの愛情に飢えているのでその空白を埋めようと安易に恋愛に走る。
「別にそれでもいいんじゃない?」
とお考えのパパさんには何も言いません。
が、僕は娘には不当にツラい恋愛はして欲しくないし
素敵な男性を見つけて幸せになってほしいので
本物の愛情をしっかり注いでいきたいと思います。
昔、香港に行った時、
精巧だけどパチモノのロレックスがたくさん売っている出店で
販売しているお兄さんと仲良くなって話したことがあります。
「これ、本物とどこが違うかわかるの?」
と聞いたら
「素人にはわからない。ブランド物とパチモノを見分けるには勘と経験だ」
とお互いカタコトの英語で会話したことを覚えています。
本物の愛を経験したかどうか
これ重要です。
ドラマや映画、少女漫画を見て恋愛経験した気になってるだけじゃ勘は養えないってことですね。
パパと娘の関係が娘の恋愛観に多大な影響を与える。
父親の責任重大、ですよ。
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