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  • 執筆者の写真コウスケ

無意識に子どもを叩いてしまうのはなぜ?子育ての呪いは3代続く



⇒子どもを感情任せに怒って

 泣かせてしまった。

⇒子どもは全く悪くないのに

 ついイライラをぶつけてしまった。

⇒思わず叩いてしまった。


そこからの、自己嫌悪。。


子育てあるあるですね。

自分ではダメだとわかっていても

ついやってしまう負のエネルギー。


ひとつ、言わせてください。


あなたは全く悪くない。


もちろん子どもも悪くない。

今、自己嫌悪している最中ならば

続きを読んでみてください。


もう一度言います。

大丈夫、あなたは悪くない。


でも、原因はちゃんとあります。

その原因を理解すると

納得できるはずです。





罪悪感を感じるのにやってしまうのはなぜ?

そう、頭では

わかっているんですよね。

子どもを殴ったり蹴ったり

してはいけないって。


でもカッとなったとき

思わず手が出てしまうことがあります。

叩かれた子どもは

痛みとショックでギャン泣きです。


ふと我に返ると

ものすごい罪悪感で

素直に謝ることすらできない


僕も散々悩みました。

なぜ僕はこのような行動を

とってしまうんだろう、って。



子育ては本能か?それとも無意識か?


考えてみたらふと気づいたのです。


そういや、

子育てって誰にも習ってないや、

って。


自分の子どもが生まれる前に

子育てのマニュアル読んだ人っています?


専門学校か何かに通って

「子育てとは」って教えてもらった人います?

いないですよね。


そうなんです、

子育てって誰かに習わなくても

いつの間にか親になっているんですよ。


そして親になって(特に一人目は)

試行錯誤しながら

一生懸命向き合うのが

子育てというものです。


僕はふと

目の前の子どもたちに

意識を向けてみました。


そういえば、

生まれてから誰に習わなくても

勝手に息してたし

勝手におっぱい飲んでたし、

勝手にうんちやおしっこしてたな。

野生の動物も勝手に

子ども産んで勝手に育てている。

これが本能というやつだろうか、と。


ぶぶー。

不正解でした。



子育ては基本親の影響


野生の動物も

狩りや子育てなんかは

しっかりと

親から教わっているんです。

テレビで狩りの仕方を教えている

サバンナの動物の映像とか

見たことありませんか?


僕らも同じように、

子育てを無意識のうちに

習っていたんです。

誰に?

そりゃ当然自分の親にです。


なので、

自分が育てられたように

自分の子どもを育てるようになります。

だってそれしか知らないんですから。


つまり、

自分がやられたことを子どもにしている

ということ。


自分が嫌悪感を感じるということは、

自分が子どもの頃に

親にされて嫌だったことだということです。


無意識に自己嫌悪を感じる行動を

思わずとってしまうのは

あなたのせいじゃありません。

親のせいです。



子育ての呪いは3代続く

そうか、親が悪いのか。

今すぐ電話して文句言っちゃる!


と思うのは早計です。

行動に移す前にちょっと待った。



子育ての呪いは誰のせい?


あなたを育てたあなたの親も、

さらにその親(つまりあなたの祖父母)に

育てられているわけで、

子育てというのは恐ろしいことに

遺伝のように

継承されていっているわけです。




僕はこれを

無意識に代々引き継がれる子育ての呪い

だと思っています。

特に女系ですね。

古来より女親が

幼少期の子育てを担当することが多かったので、

母方の家系の育児が

伝承されやすくなっています。


じゃあ、ばあちゃんに文句を・・!


というのもちょっとまった!

祖父母もそのまた両親、

さらにその前の先祖に

育てられているわけで、

誰を責めるの?

結局誰のせいなの?

ということになっちゃいます。



悪いのはペリーなのか?


第二次世界大戦終戦直後、

当時日本を支配していたGHQは

戦争のきっかけである

満州事変の首謀者と言われていた

石原莞爾(いしわらかんじ)

元陸軍中将の元へ行きました。


そこで戦争犯罪者として

しょっ引こうとしたところ、


「それならばペリーを連れて来い!」


と一喝されて

GHQがすごすごと

帰ったエピソードが有名です。


石原が言うには、

日本は鎖国していたのに

無理やり開国を迫ったペリーが悪い

という話なのですが、

開国を迫られたのなんて

当時から数えても

90年も前のことで

ペリーなんて生きているはずがありません。


すみません、話がそれてしまいました・・・

つまり、何が言いたいのかというと

自分が自己嫌悪に陥るような

子育ての呪いをかけた本人は

誰かなんてよくわからないのですよ。


それこそどこぞの

『うなぎ屋の秘伝のソース』と同じで、

継ぎ足ししているうちに

味も形も変わっていったりするものです。


あなたが自己嫌悪に陥るような

子育てをしているのは

そういうふうに

育てられてきたからであって

あなたを育てた親も

そのまた親に育てられてきたように

あなたを育てただけ。


だから、誰も悪くない。



自分の世代で子育ての呪いを断ち切ろう


よかった。

誰のせいでもないなら

これからも子どもを傷つけても大丈夫ね。

なーんて話にはなりませんよね。


子どもが傷ついているのは事実だし

それによって

自己嫌悪するほど

あなたが心を痛めているのも事実。


呪いだから仕方ないんだと

自分に言い聞かせて

みないふりをして

子育てをしていくと、

その被害は

将来子どもの子ども、

つまりあなたの孫に引き継がれる

ことになります。


幼少期に虐待をされて育った人は

自分の子どもにも

虐待をしてしまう確率が高い

というデータがあります。


育児放棄(ネグレクト)も同様です。

大学教授ら専門家は

これを『虐待の連鎖』と呼んでいます。


今あなたの感じている

自己嫌悪するような行動は

虐待と呼べるほどのことでは

ないかもしれません。


しかし、コロナウイルスのように

世代を経るごとにどんどん変異して、

数世代後には

虐待因子になっているかもしれません。


自己嫌悪に陥っているということは

良い兆候です。


無意識に行っていた子育てに対して、

なんか変だ、嫌だなと

意識できるようになってきた

ということです。


無意識のままでは気づかなかった

問題や課題が見えてきた

のです。


あなたの代で呪いを断ち切って、

自分の子どもや孫には

もっと幸せになってもらいませんか?



子育ての呪いを断ち切る4つの方法


子育ての呪いは

代々受け継がれていく

という話をしてきましたが、

どんな呪いも

断ち切る方法はあります。

別に陰陽師は呼ばなくていいです。


次の4つを実践してください。




1、常に意識する


自分が子どもにしてしまって

罪悪感を覚えた行動は何か、

どうして自己嫌悪に陥ってしまったのか

を具体的に思い出してみてください。


叩いたことなのか、

それとも暴言なのか、

それをしっかりと

思い起こして反省することで、

次にそのアクションを

自分が取ろうとしたときに

一瞬立ち止まることができます


立ち止まることができたら

行動は止められます。

最初は思い出すことも

嫌かもしれませんが、

自分の取った行動について

ちゃんと考えて常に意識しましょう。



2、子どもにはひたすら愛を伝える


愛しているから殴る、

愛しているから傷つける

というのは歪んだ愛です。


そうやって幼少期に

親からの愛を暴力という形で

受けてしまうと、

それが愛情表現だと勘違いして

自分の子どもにもしてしまうそうです。


殴られて嬉しい、

幸せと思う子どもはいません。


「大好きだよ」

「大切に思っているよ」


と言葉で伝えたり、

ぎゅって抱きしめたり、

頭を撫でたり、

褒めたり


子どもに愛を

わかりやすい形で伝えましょう。



3、両親の介入をブロック


毒親あるあるですが、

孫の子育てに

土足で介入してくる人いますよね。

毒親とまでは言わなくとも、

ジジババの孫への介入は

多かれ少なかれ発生します。



【ジジババの主張】

●私の方が経験豊富で子育てをわかっている

アンサー⇒だから私苦しんでいるんですけど


●自分はあなたをこうして育ててきた

アンサー⇒だからダメだって言ってんじゃん


●我が家の伝統です

アンサー⇒良く言えばね。悪く言えば呪いだよ。


●孫ちゃんのことは私に任せて

アンサー⇒お前の子どもじゃないんだよ。


ズバッと言える関係性なら

子育てについて一線を引いておくこと

をおすすめします。


僕は

『多少熱があっても学校へは行くべき』

という価値観で

親に教育されてきましたが、

コロナ禍を経た今では、

『熱があったら学校も会社も休むべき』

という価値観に塗り変わっています。


今60〜70代の親世代は

『〇〇すべき』という価値観が

多いように思います。

ジジババの古い価値観から

子どもを守ってあげてください。



4、育てているんじゃない、一緒に育っているんだ


子どもは親や先生など大人が

導き育てるものだと、

ずっと思っていました。


でも実際に子どもが目の前にいて、

一緒に過ごしてみると

ほんの小さな赤ちゃんからも

学ぶことが多いことに

気付かされます


自分の希望を

もっと素直に伝えてもいいよね、

とか

感情をもっと表現したほうが

相手とコミュニケーションしやすくなるな、

とか

子どもに「なんで?」と言われて

答えに困っている自分に

「なんでだろう?」と思ったり、

道徳的なことを伝えたいのに

その意味を自分自身が知らなかったり。


自分が子どもの頃には

気づかなかった発見が

たくさんあります。


子どもと一緒にいるだけで

毎日が発見だし、

毎日が学習です。




まとめ


教えて育てるではなく

共に育つで


『共育』


なんて言われ方もしますが、

本当にそうだと思います。


子どもと共に育っている。

そんなふうに考えて

毎日を送っていたら、

子どものせいにすることも

なくなりますし

子どもを傷つけることも

自分が傷つくことも

なくなります。


親から受け継いだ

子育ての価値観ばかりに

囚われずに

子どもと向き合うことで

発見できる

新しい感情や学びを

大切にしてみてはいかがでしょうか?


最後にもう一度言います。


あなたは悪くない。


呪いを断ち切って

次の世代にはもっと

幸せになってもらいましょう。



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