• コウスケ

家事・子育てのバランスを見直すと転職・起業がうまくいく理由

更新日:6月1日


1年前、

「新規事業にチャレンジする!」

と言って会社を立ち上げた友人がいました。


ふと、事業はうまくいってるのかな?

と思い出して彼のSNSをみてみたら

そこそこ多額の費用を投資して

新規で始めた事業についてほとんど触れておらず、

以前メインでしていた仕事に戻っているようでした。


収入が増えた気配はなし。

話を聞いてみると、

我が家にも覚えがある家庭構図が見えてきたのです。


それは、パートナーシップでした。



妻も説得できないのに他の人を説得はできない



「俺はこういうチャレンジをしたい!」

ということは

人生においてまま起こります。


例えば

「転職したい」

「独立して起業する」

「趣味でゴルフを始めたい」

などなど。


独り身であれば

好きにすれば?

で済むのですが、

家族ましてや子どもがいるとそうもいきません。


夢に目覚め、

ああしたいこうしたいと

理想の炎が燃え盛っている時に

水をかけて鎮火してくるのが妻という存在です。


決して足を引っ張っているわけではなく、

解決しなければならない足元の問題を突きつけてきます。


一番リアリティがあってどぎついのがこれ。


「生活費どうすんの?」


まずはこれを論破しなくてはいけません。

退職金で何ヶ月もつ

資金調達して半年

などなど

期限を決めて妻にプレゼンをしなくてはいけないのです。



ある国会議員の名言があります。

それは彼が初めて出馬するときのエピソードです。


最初に説得したのは妻。

妻を説得できなくて、有権者を説得できるはずがない!

というお話。

彼はのちに大臣にまでなりました。


一番身近な妻を説得することが

チャレンジをするための最低条件なのです。




なぜ男性は現状維持をしたがるのか



あの手この手で熱弁を振るって

妻を説得できたとしましょう。


次に求められるのは結果です。

妻はどんな会社の経理担当よりもシビアです。

プレゼンをしたときの期限が迫ってきた時、

結果が出ていなければ

もう少しだけ頑張らせてくれ

ということになるでしょう。

すると、


「で?生活費どうすんの?」


と毎日迫らます。


僕も経験がありますが

めちゃくちゃストレスです。


チャレンジする事業のあれこれを考えるよりも

生活費

生活費

と目先のお金に意識がシフトされていきます。


そうなると、自然と簡単に小銭が稼げてしまう

請負型の業務を優先してしまったり

以前までの仕事に戻ってしまいます。


だって確実にある程度稼げるんですもん。

ある程度稼げてたら妻に

「で?生活費どうすんの?」

って凄まれないで済むんですもん。



これが、

チャレンジするぞ!

と意気込んだ男の多くが

たどり着く場所。


現状維持地獄


でございます。




パートナーシップの常識をアップデートさせる



「で?生活費どうすんの?」

っていう妻は

別に悪いことは言っていないんですよ。

ただ現実そうだっていうだけで。

いわゆるファクトです。


生活費どうすんの問題が発生する背景には

妻が働いていないという状況があります。


冒頭で紹介する彼の家庭も専業主婦でしたし、

僕がやんややんや言われていた時も

妻は専業主婦でした。


つまり、男が稼いで

女が家を守るという

前時代的な価値観を抱いたまま

チャレンジしようとすると

うまくいかないというわけです。


女性だけが家事を行うという時代も終わりました。

家事も育児も分担する時代です。


そして男だけが生活費を担うのではなく

家計も分担する。


これまで育ってきた中で当たり前だった常識を

新しい常識にアップデートしていくと

現状維持地獄から抜け出すことができます。




チャレンジするには共働きが必須



厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査の概況」によると、

児童のいる世帯、つまり子育て世帯の平均世帯収入は651.8万円

手取りではなく社保なども含む金額です。

世帯収入なので、夫婦共働きの場合、

それぞれが325万円ずつ稼いでいる計算です。


※正確には男性の方が女性の平均よりも年収は高いデータがありますが、

ここは単純計算していきます。


妻が安定した収入を稼いでいれば

男性が担う負担も間違いなく減ります。

チャレンジする下地が整うというもの。


女性がちゃんと稼いでいる方が

夫にもチャレンジを促す傾向があります。

自分が稼いでいることで

安心感をもつんでしょうね。


男性側も妻が稼いでくれるおかげで

ある程度余裕を持ってチャレンジができる。


共働きであることが

チャレンジにおいてアドバンテージになります。




チャレンジできる環境を整えるのは自分自身



先ほど紹介したものとは全く別なデータを見ていきましょう。

家族にとって切っても切り離せない

家事と育児についてのデータです。


総務省の平成28年社会生活基本調査によると

乳幼児がいる共働き夫婦の家事育児時間は

妻が414分

に対し

夫は68分

と実に6倍もの格差があります。


まぁ、赤ちゃんはお母さんじゃないと

できないことも多いから仕方ないよね。

という意見もありますが、

かといって

乳幼児がいない共働き夫婦の家事育児時間を見てみると

妻208分

夫12分


12分!?!?!?!?


なんだろう?お風呂洗いだけ?

その格差、実に17倍以上。


子どもがいようがいまいが

男性は家事をしない

という悲しい現実が突きつけられております。


子どもがいる家庭では妻は働きながらも

一日7時間近く家事育児をしているのに対し、

旦那は1時間程度。


これでは共働きになったところで

妻の不満は爆発して然るべきです。


「仕事辞めて好きなことしなよ」


なんて温かい言葉をいただけるはずもありません。

家事育児を平等以上に負担してこそ、

スタートラインに立てるのです。



家事育児のバランスはパートナーシップを円滑にする



冒頭に紹介した新規事業を始めた彼は

確かに育児は熱心でしたが

家事は得意ではありませんでした。


「うちももうちょっとやって欲しいわ」


と奥さんがいつもこぼしていたのを覚えています。


それとは逆の例を紹介します。

子どもが成長しある程度余裕ができたということで

ビジネスを始めた女性がいます。

彼の夫は仕事は面白くはないけど

仕事を辞めるまでの決断ができずにいました。

夫がもやもやしているので

よくケンカをしていたそうです。


「仕事辞めて好きなことしなよ」


と言い続けた結果、

夫は自分のビジネスを始める決意をしたとか。


妻がそんな優しい言葉をかけてくれる裏付けとなるのが

家事育児です。


彼は、妻がビジネスを始めるにあたって

かなりの家事育児を負担していました。

幼稚園への送迎やお弁当はもちろん、

掃除洗濯、

ご飯もほとんど旦那さんが作っていたとか。


だからこそ

「仕事辞めて好きなことしなよ」

って言ってもらえるようになったんですね。


家事育児をしっかりとこなしているからこそ

妻とも対等な立場で交渉ができるし

突かれて痛いところもなくなる。

堂々とチャレンジができるようになります。


何かにチャレンジしたい。

車とかちょっと大きな買い物がしたい。

という場合には

まずは家事育児のバランス、見直してみませんか。

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