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  • 執筆者の写真コウスケ

子どもが本を読むようになるために、読書習慣の身につけ方

更新日:3月22日



我が家の小学3年生の娘は学校へ行っていません。ホームスクールという方法をとっています。学校へ行っていないと一番に心配になるのが勉強。でも僕は勉強については特に心配していません。なぜなら本をしっかりと読んでいるから。

このあたりは実体験も踏まえてこの記事にも詳しく書いています。


https://www.mamushi-life.com/post/not_go_to_school








今回は娘が毎日読書をするようになったプロセスを踏まえて、どうすれば子どもが本を読むようになるのかについて書いていきます。



そもそも自分は本を読んでいる?


「子どもに本を読ませたい」

と思っている親は多いと思いますが、その前に自分は本を読んでいますか?子どもに本を読ませる前に、親が本を読むことが先ではないかと僕は思います。それは、読書の重要さ効果を身をもって体験していないと子どもに本気で勧めることができないから。


なんとなく「本は読んだ方がいい」程度だと、子どもが読まなかったとしても「ま、そういうこともあるよね」で済んでしまいます。「時間がない」「気が乗らない」などなど自分が読書するのも大変なのに、自分ではない誰かに本を読ませることなんてもっと大変な行為ですよね。


まずはその大変さを乗り越えて自分が読書することが必要です。何を読んで良いかわからない!という方はまずは読書をするための本をおすすめします。


《レバレッジリーディング》










《勝間式金持ちになるための読書術》









これらの本には読書の意味や効果がまとめられているので、本を読むモチベーションが上がります。子どもに読書を勧める前に親である自分が読書に取り組むことがファーストステップです。




僕が読書を重視するわけ



先ほど紹介した本を手に入れて読み終わるまで待てない!という方もいるでしょうから、これらの本を読んだ上で僕が考える読書の必要性をまとめました。


■読書は一番費用対効果の高い投資
■月に2冊本を読むだけでサラリーマンの上位3割になれる
■読書の効果は遅効性
■インプットもアウトプットも基本は国語力
■語彙力が高くなるとコミュニケーション力も高くなる
■小学生で最も大事な教科は国語

読書の必要性について書いていったらまだまだ出そうなのですが、この辺りでやめておきます。


まずは最初に挙げた読書は一番費用対効果の高い投資であるという点です。高額なセミナーやいきなり金融商品に投資するよりもローリスクで確実に収入増につながるのが読書です。騙されたと思ってまずは1年続けてみてください。読む本のジャンルと読書量によりますが、確実にスペックアップした自分に気づくことができます


そして最後に挙げた小学生で最も大事な教科は国語についても補足します。小学校のテストから大学入試試験に至るまで、テストの問題文というものは基本的に日本語で書いてあります。英語のテストにおいても問題文は日本語です。つまり、何を問われているかわからないとお話にならないわけです。

社会も理科も覚える用語はありますし、算数も公式がありますが、何を聞かれているのかとその知識さえあれば、教科書なんてなくても解ける可能性はあります。

そう、子どもの日本語力を高めるのが読書であり、読書さえしっかりしていれば小学校6年間のカリキュラムなんて小6の半年でクリアできると僕は考えています。


学校へ行かない選択をしたのであればなおさら、読書によって楽しく国語力さえ鍛えておけばなんとかなると思っていますから、焦りや心配不安はありません。



幼少期の読み聞かせは積立貯金のようなもの


小学生にいきなり「本を読みなさい」なんて言うのは「勉強しなさい」と同意語であり、子どもにとっては面白いものではありません。だって、本人にその気がないんですから。その気がないことを無理矢理やらせることほど効果の薄いものはなく、できるだけ本人のモチベーションを引き上げて自主的にやってもらいたいものです。勉強も読書も。あと、片付けも!


僕は元々読書を重視していましたし、子どもにはたくさん本を読んで欲しいと思っていましたので、子どもが0歳のときから読書週間を始めました。


おすすめの絵本はこちらをご参照ください。


https://www.mamushi-life.com/post/picture_book1-3









意味はわからないだろうけど、絵本を読み聞かせる。ひたすら読み続ける。するとあるとき、ハイハイしながら自分で本を持ってきた時がありました。言葉は分からなくても伝わってる!と感じた瞬間でした。




読みたい本は買ってあげる


子どもは成長と共にだんだんと自分で本を読めるようになってきます。少しずつ読めるようになっても最初は読むスピードが遅いので、「これよんで」と持ってくることが多かったのですが、そのうち一人で読むようになります。


僕は読み聞かせ自体は小学校2年生までやっていたでしょうか。短い絵本ならまだしも長いストーリーものだとかなり疲れます。それでもコツコツと読み聞かせていくことで一人で勝手に読むようになりました。


そのうち、「本屋さんに行きたい」とか「本買って」とか言うようになりました。おもちゃ買ってなんて何遍言われようが誕生日とクリスマス以外にそんなに大きなものを買ってあげる気は起きないのですが、本は別格です。娘の「本買って」には教育費だと思って極力応じています。とはいえ、週に1、2冊くらいのもの。月額にしても3000〜6000円程度です。


新しい本を買ってもらえるのが嬉しくて読んでいるという側面もあるんじゃないかな、と思っています。



おすすめの本は置いておく


もちろん、僕にも娘に読んでほしい推薦図書というものがあります。しかし、あれを読め、これを読めと強要したくはありません。そこで考えたのが、とりあえず買っておいておくという方法。「これはパパの」という前提で買っておいておくと、興味を持った本については「読んでいい?」と娘が聞いてくるので「どうぞ」と言って読ませています。もし気に入ってくれなかったとしても、僕自身が好きな本なので買っておいておくことに問題はありません。



結果:勝手に本を読むようになる


子どもに本を読ませるには仕掛けが必要だなと思っています。放っておいて勝手に読むようになるのは非常にレアケースで、親が本を読んでいる姿を見せていたり、本がいつもそこにあったり、工夫が必要です。


また、読書が楽しいものだと認識させることが最も重要だと僕は思います。無理矢理読ませたり、ノルマを設けたりすると一気にやる気は冷めるもの。押し付けにならない程度の熱意を継続して伝え続ける、楽しいと思ってもらえるような仕掛けを作る、その結果本が好きな子に育つのではないでしょうか。


これからも本への投資は自分用も子ども用もドシドシやっていくつもりです。



まとめ

■自分がいっぱい本を読む

■読み聞かせをする

■読みたい本は買う

■読ませたい本は置いておく

■読書は楽しいと認識させる

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