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執筆者の写真コウスケ

夫婦関係がごく自然に改善される読書法

更新日:2023年3月26日



結婚前はすごく仲が良かったのに、結婚した途端に喧嘩が増えた

なんて話はよく耳にします。


そりゃそうなんです。結婚前はあくまで協力関係。

ワンピースに例えてみると、ユースタス・キッドやトラファルガー・ローのように一時的に手を結んでいるに過ぎません。利害関係がなくなれば関係も解消され、それぞれの旅に出ることになります。


一方で結婚はパーティーになるということ。

ジンベエのようにタイヨウ海賊団から抜けて麦わらの一味になるということです。同じ船に乗るいわば運命共同体。ルフィとウソップがゴーイング・メリー号を巡る意見の対立から深刻なケンカをしたように、同じ船に乗るからには意見の擦り合わせがとても大事。


意見の擦り合わせも、面と向かって話し合いの時間を設けても結局ケンカになってしまうというのもよくある話。

意見の擦り合わせをものすごくソフトにナチュラルに行えるツールとして本をお勧めします。ケンカばかりの夫婦関係が改善する読書法についてお伝えします。



本を読むことによって生まれる効果


読書と夫婦関係に何かしらの因果関係があるのではないか、と考え色々調べてみたのですが、読書と夫婦関係もしくは離婚率などの因果関係を表したデータは残念ながら見つかりませんでした。しかし、読書と夫婦関係についての記事はいくつか発掘できました。

それによると次のような効果が期待できます。



共通の話題ができる


夫婦の倦怠期というものは共通の話題の減少による影響が大きいのは間違いありません。それぞれの職場が異なると共通の知人も限られてきますし、同じ業界でもなければ仕事の話もチンプンカンプンで疲れるだけ。結婚前のように毎週お出かけをする計画を立て続けるのも疲れるし、そんなことより日々の暮らしのすれ違いやイライラで口論に・・・という流れ。


早い話が毎日楽しく会話をするだけのネタが足りないのです。

一緒に住んでいると、顔を合わせる機会がつきあっていた頃より格段に増えます。朝ごはんに晩御飯、寝る前などちょっとした時間に話すことがないと、雰囲気は悪くなるだけ。


こんな時、同じ本を読んでいたとしたらそれだけで共通の話題ができます。本の内容の話ができることはもちろん、好きなジャンルの話や新しく仕入れた本や気になっている本についてなど話が多方面に広がります。しかも世間話みたいにものすごく軽い感じで。


例え興味がなくてもパートナーが面白いと言って熱っぽく話している姿は微笑ましく感じるもの。重要な話題が控えていたとしても、ジャブ程度に本の話をしてから本題に突入すると話しやすくなります



方向性の共通認識ができる


我が家の本棚を見て気になるタイトルがあるとつい手を伸ばしてしまいます。僕の身に覚えのないタイトルなので妻が買った本なのだと容易に想像がつきます。


同じ本を読むと共通の知識が入ってきます。そしてその本を読んでどこが気になったのかを話すことによって、自分とパートナーはどこが違うのかを知るきっかけにもなります。


本選びはその人のセンスとも言われます。棚に並ぶ本を見ればパートナーの持つセンスや個性、興味関心を知ることにもなりますし、話し合えば違いを知ることにもなる。


家計の話とか子どもの話、家事の話などケンカになりやすい核心に迫る話をせずともお互いの方向性をなんとなく知ることができるのは非常にありがたいものです。また、自分の意見としてではなく「あの本にはこう書いてあった」と引用することで急に説得力が増す効果も見逃せません。



お互いに成長ができる


インターネット全盛の現代においても本はさまざまな有益な情報をもたらしてくれるツールとして利用されています。テーマがまとまっている上、編集者の目を通して何十にもチェックされているため、実にクオリティの高い情報が詰まっています。


また、本の内容を理解しているかどうか、何が自分の中に残ったのかどうかを確認する方法として効果的なのがアウトプットです。誰かに話したり文章に書き残したりすることによってより理解が進みます。


お互いに本を読んでそれを日常的な会話に取り入れることでいつの間にかお互いが成長できているというわけです。自身の成長によって対人力やコミュニケーション力がついたり、仕事で使える技術や知識が増えたりするという作用も期待できます。



お金が稼げる


楽天ブックスによると、社会人で月に1冊以上読書をしている人の割合は15.9%で、1冊も読んでいない人が84.1%もいることがわかります。週1.5冊、年間70冊の読書量のある人は社会人の上位5%に相当します。


そして、読書と年収の相関関係はさまざまな統計から見ることができます。若手社員よりも管理職の方が本を読んでいる傾向がありますし、役員や経営者レベルになると年間で1冊も読まないという人の方が圧倒的な少数派です。


つまり、夫婦で一緒に本を読んで感想を言い合うだけでどんどん稼ぐことができて年収がアップすることにつながります。


お互い十分なお金が稼げて、日々の支払いや生活、仕事に余裕が出てくるとケンカは圧倒的に減ります。これはマジです。ケンカは自分に余裕がないから発生するのです。



文字が苦手な人でもできる簡単な読書法



本を読むのは苦手
活字を見ると眠くなる

という方もいますよね。そんな方には以下の方法をおすすめします。



音声で聴く読書


僕も2ヶ月前から始めたのがアマゾンのオーディブル。本屋さんで気になっていた最新書籍がオーディブルにあったりして、すごく重宝しています。通勤時や料理を作っている時など、手が空いていない隙間時間に読書ができる優れものです。


社会人が読書しない最大の理由は「忙しくて時間がない」から。しかし僕はオーディブルを導入したおかげで月の読書量が1.5倍に増えました。隙間時間を読書に充てるだけでこんなに本が読めたのかと感動したほどです。


最初の2ヶ月間は無料お試しができるのがオーディブルの良いところ。僕はまもなく、無料期間が終わりますがサブスクでお金を払ってでも続けようと思っています。だって2冊以上聞いたら本を買うよりお得なんですもの。







漫画・雑誌から始める読書


冒頭の例えでワンピースを挙げたように、僕は漫画が大好きです。漫画なんて読書のうちには入らないと言われることがありますが、僕はそんなことないと思います。漫画だって雑誌だって立派な読書の1つ。漫画から学べることはたくさんあります。


夫婦関係の改善というところが目的だったら別に漫画でも雑誌でも共通の話題は作れます。我が家では僕が大好きなキングダムを妻に勧めたら、意外と妻もハマって今では僕より先に最新刊をダウンロードしていたりしています。

読んだら話す。この流れができていれば漫画でも十分ではないでしょうか。


マンガはアプリなど電子書籍で読むか、レンタルするか、購入するか。

僕はサブスクかアプリで読んでみて、面白かったらレンタルもしくはまとめ買い派です。好きなものは手元に残しておきたいですし、モノがあった方が妻とシェアして話題にしやすいですからね。





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