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  • 執筆者の写真コウスケ

妻の怒りはなぜしつこい?妻が怒るメカニズムを解体

更新日:2023年3月22日


本文に入る前に、注意書きです。このタイトルの時点で、うちの妻に見られたらめっちゃ怒られるやつですね(笑)なのであまりシェアしないでくださいね。


多くの男性諸君は平和な家庭環境を望んでいるはずです。しかし、平和な家庭は怒れる妻の存在によっていともたやすく崩壊します。


「妻に怒られないようにする」


というのを今年の目標に掲げた男性は世の中に結構いるのではないでしょうか。

どうですか?まだ怒らずに過ごせていますか?

僕は新年早々目標が破れました


妻に怒られないようにするにはどうすれば良いのか

妻の怒りのメカニズムを解明することによって解決のヒントになると思い、必死に勉強して記事にまとめました。




妻、怒りのデスロード



妻の怒りの特徴として

『突発的』

『持続性が高い』

『理不尽』

ということが挙げられます。

怒りだしたら最後、デスロードの始まりです。



突然発生する妻の怒り


身に覚えがないのにいきなり妻に爆発されることがあります。いや、妻の言い分もわからないではないですよ?積もり積もって、ついに噴火するんですよね。でも、夫側にしてみれば今まで許されていたことなのに、いきなり怒涛の勢いで怒鳴り散らされても困惑オブ困惑です。

また、積もり積もってというのも一旦落ち着いてからわかるというのもよくある話。感情を爆発させる前にまずはわかるように説明してくれ、と言いたい。



妻の怒りのエネルギーは結構しつこい


爆発してスッキリしたのかと思いきや、随分後になってから

「あの時こうだったよね〜」

とぶり返される。ケンカするたびに何度も何度も何度も・・・(以下略)言われ続ける。お願いしたことは忘れるのに、なんでそんなことばかり覚えているのか。その時謝って許してもらえたと思うのは早計なのである。



妻の怒りは理不尽極まりない


「ご飯食べてる時スマホ見るの行儀が悪い!」

と怒鳴られる。数分後に妻は食事をしながらスマホを見ているのである。これぞザ・理不尽!

以前散々謝罪を要求されたことと同じことを妻がしたからこちらも謝罪を要求したら

「悪いと思っていない」と開き直る。これぞ理不尽大魔王!悔しいです!



夫にとっては意味不明で難解な妻の怒りのメカニズム。しかし、これを解明していくことでしか蜘蛛の糸は見えてきません。あきらめたらそこで試合終了です。怒りのデスロードを突破してやりましょう!




妻が怒るときの感情を9つに分解する

疲労感

恐怖

羞恥心

悲しみ

憂うつ感

嫉妬

不安

罪悪感

羨望


人間の基本的な感情は喜怒哀楽だと言われています。怒りは人間にとって当たり前に備わっている感情の1つです。では怒りをもう少し詳しく考えてみましょう。


怒りは二次的感情と言われており、最初に自分の中から湧き上がったネガティブな感情を相手にぶつけることで怒りに変わります。最初に感じているネガティブな感情が何かがわかると妻がなぜ怒っているのかが分析しやすくなります。



疲労感

仕事や育児によって肉体的にも精神的にも疲れている時にはイライラしがちになります。いわゆる「余裕がない」という状態でしょうか。余裕がないからいつもだったら受け流せる些細なことでも、ついつい相手にぶつけてしまいます。こういう時はぶつかり合っても疲労感が増すだけですので、まずは休みましょう。妻が何にそんなに疲れているのかを察知して家事や育児の負担を減らすことで解決します。


悲しみ

大切なものが無くなってしまったり、信じていたのに裏切られた時に感じるのが悲しみです。何に悲しみ傷つくのかは人それぞれ異なります。ですので、「その程度で」とか思わないように。夫にとってはその程度かもしれませんが、妻にとっては重大なことなのかもしれません。この部分の価値観の違いによって怒りをぶつけられているのかも。


不安

様々なことへの不透明さや人間関係での悩みなど、未来への漠然とした不安によって抱く感情です。家庭においては貯金やローンなどお金に関する不安が占める割合が高そうです。我が家でも、収入が不安定だったときはケンカが絶えませんでした。漠然とした不安によってイライラをぶつけてしまうことはよくあります。まずは不安の種を取り除かないといけませんね。


恐怖

物理的な危機や精神的に追い詰められることから抱く感情です。目の前に恐ろしいことが迫っているばかりでなく、将来起こるであろう脅威に怯えることもあります。例えば、手術とかまだかかっていない病気とか。怖いという気持ちからくる怒りの場合、共感することが重要ですね。


憂うつ感

やる気が起きない状態を指します。家事や育児によくあるルーティン作業を繰り返していくうちに向上心を失ってしまっている状態ですね。やらなきゃいけないけど気分が乗らなくてできていない自分自身への怒りをぶつける先がなくて夫に当たってしまうケースがあります。日々の頑張りを労って、認めることが必要です。


罪悪感

失敗や後悔によって引き起こされる感情です。これは主に育児あるあるになります。子どもに対して怒鳴りつけてしまった、つい手を出してしまったということはありませんか?子どもに対して申し訳ないという気持ちが、自分に後悔するような行動を取らせてしまった夫に怒りとして吐き出されます。つまり、私を追い詰めたとい3うことなのでしょう。妻のフォローと子どもへのフォローが必要になります。


羞恥心

他者からネガティブな評価をされたときに感じる気持ち、または自分で評価を予想して抱く感情です。ママ友や幼稚園・学校などのコミュニティから派生することがあります。なので夫には何がなんのことやらわからないことも。普段から妻とのコミュニケーションをとるようにし、コミュニティの登場人物を把握しておくことがソリューションにつながるでしょう。話が通じやすくなっているということは、理解してくれていると解釈されるからです。


嫉妬

妻が夫のことを対等な関係として見ていた際に抱きやすい感情が嫉妬です。同じ立場なはずなのに、そっちだけズルいというシチュエーションです。大体想像つきますね。「こっちは家事子育てに奔走しているのに、あんただけ飲み会行って楽しんでる」みたいなことです。飲み会だって仕事・・・みたいな言い訳は通用しません。どうしても行かなきゃいけない時は一滴も飲まないで帰ってくるくらいの覚悟は見せないといけません。


羨望

羨望は自分にないものを持っている相手に対して抱く感情です。「羨ましい」ということですね。仕事をしているのに「いつも外に行って自分一人だけの時間があって羨ましい」と言われちゃうやつです。妻が羨ましいと思っていることをしてもらいましょう。「今日1日子ども引き受けるよ」と告げて外に出てもらいましょう。満たされれば怒りの気持ちは収まります。




妻の怒りのメカニズムを知る


ネガティブな感情が自分の内側から湧いた時、怒るか怒らないかを決めるのはその人自身です。怒りを表現しやすい人は沸点が低くて、表に出さないと決める人は沸点が高いと言えるのかもしれません。


妻の怒りの沸点が高いか低いかは別にして、妻が怒りを表現する背景にある気持ちを想像できると怒りをぶつけられたときの対処方法の目星がつくようになります。ガー!っと吠えられているときに「なぜ怒りを表現しているのか」なんて冷静な分析をすることは非常に難しいことなのは重々承知です。ただ、怒るという選択をしているのは妻自身であってあなたの問題ではありません。課題の分離が必要です。


課題の分離についてはこちら







妻が怒っているから必ずしも自分が悪いというわけではないということは覚えておいてください。もちろん、明らかに原因が自分にあるときもありますよ。対応を誤って火に油を注いでしまうことも、ままありますね。


妻の怒りを鎮めるためには一旦落ち着いて、なぜ怒っているのかその奥にある根本的なネガティブ感情を見つけ出しましょう。

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