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「なぜ勉強しないといけないの?」と子どもに尋ねられたらどうする?子育て中の難しい質問に対する解答例

更新日:3月15日


子どもって純粋。

純粋なだけに侮れないし、

時にはクリティカルパンチを喰らうこともあります。

その良い例が


なぜ勉強しないといけないの?


という質問。

小学生のうちはまだその程度で済むかもしれません。

しかし中学生くらいになると


「てかさ、連立方程式とか社会に出て使わなくね?」


とか言われます。

僕が大学生時代に塾講師のアルバイトをしていて実際に言われたセリフです。

「先生はさ、子どもの頃勉強してたの?」

「大人になって連立方程式使うことあった?」

と畳み掛けるように質問攻めにあいます。


ええい、やかましい!

大人になった今、連立方程式使ってるわい!

ほら、今ここで教えるのに使ってる。


ま、こんなのは屁理屈です。

質問の核心には触れていませんね。

完全に逃げてます。

こういう質問を生徒にされて改めて僕は

なぜ勉強をするのかについて考えました。


だって小中高と僕は

決して真面目に勉強に取り組んでいたわけではなかったからです。

塾講師のアルバイトをして初めて

小中高のテキストに真剣に取り組むようになり、

数学や英語の面白さに大学生になって気づいたようなものでした。

当時僕は、isとwasの違いも曖昧な大学生でした。

なんで大学に合格できたのか不思議です。


家庭でもよくある事例だと思います。

親が「勉強しろ!」

と子どもに言って

「じゃあパパはちゃんと勉強してたの?」

と返され答えに困るっていうパターン。

「・・・パパのようになってほしくないから

勉強しろというんだ」

と自虐的な答えを返すしかなくなるという悲しさ。

そんな悲しさとはサヨナラしましょう。


僕は改めて基礎学習を学び直してみて

なぜ勉強しなければならないのか

なぜ勉強した方が良いのか

答えを見つけました。

子どもが求める絶対的な正解ではないかもしれませんが、

ある程度の説得力は含んでいるのではないでしょうか。



回答1: 将来の選択肢が広がるから



最初に思いついて汎用性の高いシンプルな答えがこれです。

勉強していれば進学先の選択がずーっと広がります。

ある程度の高校や大学は

入学の条件として試験が課せられますから、

それをクリアするには勉強が必要だというわけです。


また、進学先によって就職先の選択肢も広がります

学歴信仰はかつてと比較して随分と薄くなったように感じますが、

それでも出身校によっては依然としてブランド力を持っていることも。

東大、京大、

慶応、早稲田

などなど、

誰でも知っているような大学はやっぱりブランド力が強いのが現状です。

つまり、ネームバリューのある大学出身であれば、

「こいつはこの大学に入学できる程度の学力を持っているんだ」

という信頼につながります。

内定が取れるかどうかは学歴ばかりではありませんが、

学歴があった方が就活の際にプラスになることは間違いありません。

将来どんな仕事に就きたいのか

明確なビジョンがないのであればなおさら

勉強をしておいて損はないでしょう。



回答2:教養として必要だから



確かに、学校で習った学習内容って

実際に使うものばかりではないんですよ。

いや、むしろ役に立っていない知識の方が多いかも。


少なくとも、

小学校レベルは生きていく上で必須ですよ。

これが不足すると

人生間違いなく苦労するでしょうね。

九九できないとか

漢字読めないとか

社会で生きていく上ではかなり生きづらいはず。


ただ、中学校レベルになると

選んだ仕事の専門性によっては必須な内容もあるよね、

といった感じ。

例えば英語。

外資系へ進んだり、

国内企業でも貿易などに関わるのなら

中学校レベルの英語は必須です。

いや、むしろ足りないか。

でも、国内のみで生きていくなら

別に英語力なくったって

困ることなんて大してありません。


困るかどうかは別にして、

仕事上でのやり取りをする上で

教養として知っておいた方が会話は弾むよね

ということはあります。


総理大臣の役割を知っていたり、

魚がエラ呼吸していることを知っていたり、

社会で当たり前と思われている知識を持っていることは

世の中をサバイブしていくのにとても重要な能力です。


教養を辞書で引くと、

『学問、幅広い知識、精神の修養を通して得られる

創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力』

と出てきます。

この文言だけじゃよくわからないので

教養とは何かを改めて噛み砕いて考えた時、

僕は

『社会人としての共通認識、社会一般的な常識』

であると定義しました。


教養が深い人はそれだけ立派な人に見えますし、

(※表面的には。内面はまたそれぞれ)

教養がない人は「バカ」だとか「非常識」だとか言われます。

内面がどれだけ純粋で真面目で誠実だろうが、

社会通念に外れると村八分にされるのが日本社会です。


そのため、

教養はサバイバル能力だと僕は認識しています。



回答3:モテるから



思春期の子どもたちには

「勉強できるとモテるぞ」

という言葉が結構モチベーションになるかもしれません。

小学生なら

友達が増えて人気者になる、

ですかね。


小学校で人気者になるためにはどうしたら良いか。

それはスポーツができるか

頭がいいか

そのどちらかです。


ユーモアがある

ケンカが強い

ファッションリーダー

などなど他にも色々あるとは思いますが、

わかりやすいところを挙げていくと

先ほどの2つに行き着くのではないでしょうか。


いいんですよ、

頭が悪くても。

ギャグセンスが素晴らしいとか

ケンカが強くてカリスマ性があるとか

他に発揮すべき才能が現れているならば。

でも才能が発揮されるタイミングは小中学校の時とは限りませんし、

ケンカが強くてもコミュ障だと孤立しかねません。


スポーツもいろんな種目ありますから

人気かどうかは地域差もあるでしょう。


学力は全国共通、

どこでもわかりやすい指標です。

ある程度勉強ができると

先生との信頼関係も作りやすくなりますし、

友人との関係も作りやすくなります。


学校とは、

部活をする場所でもなく

友達と遊ぶ場所でもなく

基本的には勉強をする場なので

日常的な授業はもちろん、

定期的なテストもあり

勉強に関わるイベントが盛りだくさんです。


勉強できると、男女ともにモテます

もちろん、コミュニケーション能力と

清潔感は重要ですよ。


ほら、婚活でも

有名大学出て有名企業に勤めて年収高くても

コミュ障で清潔感なかったらモテませんよね。

それと一緒です。


その部分は親の指導と努力も重要ですね。



回答4:頭の使い方のトレーニングだ



冒頭に社会で使わない学校で学ぶ内容例として

連立方程式を挙げましたが、

三角比にしても

相似にしても

僕は就職してから使うことはありませんでした。

むしろ、ワードとかエクセルとかパワポとかを必修科目にしてくれと思ったくらい。

中学数学でそれであれば、

高校の数学なんて言わずもがななわけですよ。

三角関数やら

平方根やら

本気で不要です。

受験でしか使いません。


でもなぜやるのか。

文科省が決めたから

と言ってしまえばそれまでですが

もう少し頭を捻ってみると

脳みその使い方のトレーニングではないかという答えに行き当たりました。

特に数学ですが、

応用問題なんてまさにだと思いませんか?

図形をひっくり返したり

真ん中に線を加えてみたり、

壁にぶち当たった時に解決に導くための

発想の転換ができるようなトレーニングではないかと。


クリアできない課題を解決するために新しい解決方法を思いつくのって

できそうで意外とできないものです。

多くの人は思考停止してしまいます。

だって考えない方が楽ですもん。


ドラクエやファイナルファンタジーをやっていて

次のステージに進まないとき

あれこれと試すのと似ているかもしれません。

攻略本に頼ってクリアしてしまうと

試行錯誤しなくなるんですよね。


現代社会でもそうです。

わからないことがあればとりあえず

Googleに聞けばいいやということがありますが、

実際には、Googleには答えがない問題もたくさんあります

そうした時にどうするのか。

自分で考えて解決策を見つけるしかない。


壁にあたったら解決方法を考える、

これってかなり基本的で

だけどとても重要なスキルだと思うのです。


学校の勉強を通して

『考える』

ということを身につけて欲しいと

僕は1人の親として願っています。

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