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  • 執筆者の写真コウスケ

40代夫婦の適切な距離感とは?我が家は妻を放牧しています




先日、パパ友から


「将来について夫婦で話し合いってしてます?」


と急に質問が飛んできました。


これはただの話題の導入であって

本当に聞きたかったことは別にあった模様。


とどのつまりは

夫婦の距離感について

どう保っているのか

ということでした。


夫婦の距離感なんて

夫婦それぞれで適切な距離は違うでしょ。


僕が語れるのは我が家の事例だけ。

我が家は一言で言えば、

妻を「放牧」しています




適切な夫婦の距離感を測る方法



冒頭でも書きましたが、

夫婦それぞれで適切な距離感は違います。

それでもこれだけは

確実に意識しておくと良いというポイントを

4つ書き出してみました。



妻に依存しない


距離感を確実に間違う要因の1つに

依存が挙げられます。


自分では依存していない!

と思っていても

意外と依存状態にあったりします。


ここでは深く掘り下げませんが、

依存状態が深刻だと

即カウンセリング

なんてこともあり得るのでお気をつけください。


以下のような方は要注意です。


・妻に聞かないと爪切りの場所がわからない

・妻がいない日は外食or弁当だ

・子どもの学校の行事は妻しか把握していない

・家の掃除をここ1ヶ月自分でしていない

・家計を把握していない

1つでも当てはまるようなら

依存注意報です。

全部当てはまる方は

離婚される前に

日頃の行いを悔い改める必要がありますね。



妻を拘束しない


これもまずは質問から入ってみます。

YES or NOでお答えください。


・妻が外出する際行き先と帰りの時間を必ず聞く

・妻の居場所をGPSで常に把握している

・お金は必要最低限だけ渡している

1番目の「妻が外出する際行き先と帰りの時間を必ず聞く」

は度がすぎなければまだいいとして、

「妻の居場所をGPSで常に把握している」

「お金は必要最低限だけ渡している」

一発レッド、退場ですね。


友人でも妻にGPSで居場所管理されている人がいましたが

信頼されてないってことですよね。

その逆で、妻を信用していないから

位置情報確認やお金を最低限しか渡さない

というようなことを行なってしまう。


幼少期の体験やトラウマなども

関連していることが多いので

どうにかしたい!と思ったら

カウンセリングなどに通ってみることをおすすめします。



妻に期待しすぎない


家事は妻がやるのが当たり前。

育児は妻の役割

みたいな

昭和脳によく起こるのが妻への甘えです。


当たり前=期待している

つまり

やっているだろうを

前提にしているということです。


期待をするというのは

耳障りは良いかもしれませんが

裏を返せば

期待外れだったら

勝手にがっかりしたり

勝手にムカついたり

してしまうということ。


期待するのは勝手です。

しかしその結果に一喜一憂して

相手にぶつけるのは違いますよね。


男性脳ではよく

自分の持つツールを

自分の能力の延長線上にあるものであると

思い込む特性があります

例えば車の運転もそう。

車というツールが自分の体の延長線上にあるため

「車と一体になった」とかいう

女性には理解し難い表現を使うのです。


期待しすぎるというのは

妻を自分の延長線上にあるツールとみなしてしまう

ということ。

これ、距離感としておかしいですよね。




妻を別人格として切り離す


車と妻の違うところは

(※この表現、書いていてもちょっと異常だなとは思っています)

車には人格がないけど

妻には人格があるということ。


アメリカドラマの中では

「マイケル!」

とか呼びかけてくる人工知能つきの車があったりしますが

AIの話は一旦置いておくとして。


そもそも妻は

自分の一部でもなければ

血のつながりすらもありません。

結婚という契約で結びついている存在です。


契約が破棄されれば

ただの他人ですよ。


自分の能力の延長線上にあるものとして

知覚できるはずがありません。


最近では人格どころか

アニマルウェルフェアといって

動物の権利についても議論されるような時代です。


自分と妻は違う

別な人間である、

ということを再認識する必要があるでしょう。


正しい距離感を測るためには

相手と自分が違う人間だ

という認識がスタートなのです。



妻についていけないと思ったら考えること


我が家の妻は

かなりユニークです。

何が?と聞かれれば

発想と行動でしょうか。


妻が理解不能

なんてことはTwitterを見ていれば

よくあることなのだとわかり

少し安心します。


でも、もし

うちの妻にはもうついていけん!

と思ったら

次の3つのことを思い出してみてください。



育った環境が違うから


結婚した今だから

一つの屋根の下に暮らしているけれど

多感な幼少期は

別々に暮らしていたはずです。


ごくごく当たり前のことなんですけど、

お互いの家の常識って違うんですよ。


朝食にヨーグルトを出す派

ヨーグルトはおやつ派


目玉焼きは醤油派

目玉焼きはケチャップ派


卵焼きはしょっぱい派

卵焼きは甘い派


あ、食べ物のことばかりでしたね。

でもこの一例を見てもわかるように

妻とは育ってきた環境が違うので

好みも、

常識も、

考え方も違う。


それが普通のことだ

と改めて噛み締めると

妻の奇行・・おっと!

ユニークな行動にも

温かい目で見守ることができます。



トライしてみればわかる距離感


かつて、うちの夫婦は

一緒に会社を立ち上げました。

で、一応今も会社としては続けています。

でも、これが実は大きな失敗でした。


自営業って家族経営が普通ですよね。

なので、うちも例によって

夫婦で事業なんて始めてみちゃったり

したんですけれども

全くうまくいかなかったんですよね。


二人ともそれなりにビジネス経験は積んでいたし

共通の仕事言語も理解はできるが

お互い得意分野も違う。

協力したら鬼に金棒!な関係になれる


と思いきや。。。


意見がぶつかる、ぶつかる(笑)

船頭多くして船山登る

ってやつですよ。


2人の会社で

二人とも船頭役なものだから

意見がぶつかると平行線になってしまう。


さらに日常生活の不満まで

ビジネスの話に乗っかってきたりすると

もう、大変。


僕は誓いました。

妻とはもう決して一緒に仕事はしない、と。


1+1が2にならずに

マイナスになったので

それなら1のままの方がいいよね

という判断でした。

お互いの優秀さをわかっているからこそです。


やってみて始めてわかった

妻との距離感でした。




自分のわがままをトレードオフ


妻はズケズケと要求を言うタイプ。

僕はついつい遠慮してしまうタイプ。


でもさ、妻のわがまま聞くんだから

こちらの要求も

ちょっとは聞いてくれても良くない?

と思いません?


パートナーとの距離の測り方の一つとして

わがままを言ってみる

ということが挙げられます。


よく女性は使う手段ですよね。

僕も何度こうして試されたことか・・・。


でもパートナーなんだから対等です。

わがままは女の特権ではないのです。

男だって言いたい!


例えば、一人の時間が欲しいとか

釣りに行ってくるとか

趣味のプラモを買うとか


妻のわがままよりも

かなりささやかかもしれませんが

こちらも言いたいこと、

やりたいことなどを伝えてみると

距離感は掴みやすくなります


ダメで元々、

これは認めてもらえるけど

これはダメなのね

などトライすることでわかることもたくさんあります。



自分の好きなことに取り組む



かつて我が家には

「好きなこと論争」

というものが巻き起こりました。


好きなことをしな!

という妻と

好きなことがなきゃいけないのかよ!

という僕。


好きなことがある人は

ほんと羨ましいと思っていました。

自分を押し殺して長年生きてくると

好きなことすらわからなくなってしまう。


好きなことはなくても悪いことじゃないけど

好きだ!と言えることがあった方が

幸せなことだと僕は思いますよ


そして好きなことがあると

夫婦互いに

尊重しあえますし

家庭が平和になります。



好きなことを見つける


「好きなことってなんだ?」

というのが

僕も最初にぶち当たった壁でした。


今思いつかないという方は

昔好きだったものを挙げてみてください。

ハマって収集してたものや

よく聞いた音楽でも良いです。


ひたすら書き殴っていってみると

自分の「好き」の傾向が見えてきます



好きなことに取り組む時間を作る


日々に潤いが足りないのは

笑顔が足りないのは

好きなことをしていないからです。


好きでもない仕事

好きでもない家事

好きでもないテレビ番組


こんなものに囲まれていたら

心は渇く一方です。


好きなことをするというのは

心の栄養です。

心が満たされているから

自分に優しくできるし

他人にも優しくする余裕が生まれます。


つまり、

パートナーにも優しくできる。


自分の好きなことをしているから

「あなたも好きなことしなよ」

と妻を放牧できるのです。




お互いの好きなことを認識し合う


どちらか一方だけが好きなことをして

どちらかが我慢している関係だと

こじれます

なぜなら、嫉妬するから。


お前だけ楽しそうでズルい

となるわけです。

人間は愚かですから

足を引っ張ろうとするんですよね。


そこで、夫婦お互いの好きなこと

楽しみや趣味などを

認識しておくことが重要です。


好きなことやるんだね、

たまにはこういう時間も必要だ

お互いに尊重することができれば

本当に家庭は平和になります


僕は妻とは全く趣味が合いませんので

一緒に何かをやることはほぼありませんが、

共通の好きなことを持っている夫婦は

幸せそうだなと羨ましくみております。


趣味が合わないからこその放牧なのです。



まとめ


夫婦の数だけ距離感は違います。

でも大体の距離感を掴んでおけば

不要な争いを避けることができます。


野生動物の縄張りに入らない

みたいなものです。


距離感を知るためには

トライアンドエラー

しかありません。


夫婦はお互い違う人間だと理解し、

相手を尊重すること。


家族だから夫婦だからと言っても

踏み込んではいけない領域もあるでしょう。


可動領域を知るのに有効なのが

好きなことは何か

であり、

お互いに好きなことを把握しているだけで

家庭の平和には役立ちます。


さあ、僕は今日も妻を放牧するか!

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