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  • 執筆者の写真コウスケ

本当に子どもを育てられるのか。子育てに自信が持てないプレパパへ

更新日:2023年3月26日

「10ヶ月後にスキージャンプの大会に出てもらうから」


とか言われて

やったこともないのに


「はい、大丈夫です。自信あります」


なんて言えるやついます?


同様に、

自分は絶対に子育て大丈夫!

子育てめっちゃ得意!


なんて子どもが生まれる前から

そんなに自信持っているのって気持ち悪くない?

僕が妊婦だったら逆に不安になるレベル。

あれ?以前子どもいました?

ってバツイチを疑いますよ。


子育てって不測の事態起きまくるし、

その家庭によっても子どもによっても全然違ってくるので

絶対ってものはない。


そういう意味でも


子育て自信ない勢の皆さんは健全です。


特に一人目の場合、

やったことない暮らしが始まるのですから

不安になるのは当たり前です。


そういう前提で

自信がない

不安

という気持ちをどのように和らげられるのか

について書き進めていきます。



親ガチャ失敗?ノープロブレム、人生はRPGだから


『親ガチャ』※という言葉、

僕は好きではありません。


子ども目線で言えば

そう見えるのかもしれませんが、

そもそも

その両親でなければ自分は生まれないわけで、

違う組み合わせや違ったタイミングだったら

街ですれ違うだけの他人でしかないのです。


とどのつまり、

『親ガチャ』なんてのは

『隣の芝生は青い』

と言っているのと同じで

自分じゃないから羨ましく見えるだけ。

恵まれた家の子は自分ではない。

ただそれだけ。


お金があるとか

住環境が整っているとか

素晴らしい教育機関が近くにあるとか

欲しいものを挙げたらキリがなくなっちゃいますが

今ある条件でやりくりしながら

1つずつ必要なものを手に入れていくのが

人生の醍醐味です。


人生RPGみたいなものじゃないでしょうか。

旅をして強敵を倒しながら

少しずつレベルアップしていく。


人生は自分で切り開いていくもの。

親ガチャに頼っているだけの人生なんてつまらない


と子どもに教えましょう。



※親ガチャ
「親ガチャ」とは、
運の要素が強いカプセル式自動販売機の「ガチャガチャ」に例え、
子どもが親を選ぶことができないことを指す言葉。
家庭環境などの不公平を嘆くときに使う。
(東京新聞より)



漠然とした不安を見える化しよう

結婚した直後

僕ら夫婦が話し合ったことの中に

子どものことがありました。


結婚を決めたのは2013年でしたが、

2011年以降、

僕らは二人とも長らく福島に住んでいました。


当時、今ほど放射能についての

情報や知識が広がってなかったこともあり、

福島の若者らは

婚約破棄をされたり

福島の人とは結婚するなと言われたり

言われなき誹謗中傷を受けることもありました


僕らも放射線量の高い福島にいたので

ちゃんと五体満足で子どもが生まれてくるのかどうか

ものすごく不安でした。

その不安が大きかったせいか、

他のことについては

それほど考えてなかったかもしれません。


不安って

なんとなく不安だと思っていることが

どんどん膨れ上がって大きくなっていくものです。

ぜひ不安を掘り下げて考えてみてください


幽霊や妖怪が怖いのって

姿が見えなくてなんとなく怖いなぁって

イメージがあるからです。

実は木の枝だったり

風の音だったり

正体がわかってしまえば安心します


同じように、

不安も漠然としているから不安なわけで、

不安の中身を具体化してしまえば

安心につながります。


僕は妊娠5ヶ月を過ぎて、

エコーで元気な胎児を見せてもらい、

心臓が動いている

手も足もちゃんとある

ということを確認できて

不安は随分と解消されました。


あなたが不安に思っていることは

お金の面?

それとも自由がなくなること?

子育ての負担?


ぼんやりとでも考えていることを書き起こしてみてください。


具体的な課題に対してであれば解決策を考えやすくなります。



不安を乗り越えるためのポジティブ思考術

先日、職場の先輩が


「洗濯機が壊れて新しいのを買ったんだよね」


と言っていました。

しかし、新しい洗濯機を購入して

取り付け工事をしている際に業者の人に

「パイプが詰まってますね」

と言われたそうで、

洗濯機自体は全く問題がなかったことが発覚。

無駄金使ったと盛大に落ち込んでいました。


結果的に洗濯機が問題ないということがわかったけど、

素人では問題点がわからなかったわけで、

それは新しく洗濯機を購入したことで

業者の人に見つけてもらえた。


洗濯機を買い替えるタイミングだったんだなと

ポジティブに捉えるか、

無駄な買い物をしたと落ち込むのかで

1日の過ごし方が全く変わります


不安も同様で、

不安を抱えたまま過ごす1日は絶対楽しくはありません。

それどころかさらなる不安が舞い込み、

悪循環となることすらあります。

過去は変えられません。


ちょっと考え方を変えてみることで

不安もワクワクに変えることができます。


具体的には次の章で紹介していきます。



子育ての準備を楽しもう

子育てをする上での不安は

色々とイメージされると思いますが、

子育ては不安ばかりじゃないですよね。

楽しみな部分もたくさんあるはずです。


赤ちゃんは可愛いだろう、とか

どんな名前にしようか、とか

どんな服を着せようか、とか


子どもと映る年賀状の写真をイメージしたり

ベビーカーに乗せて公園を散歩するイメージをしたり

ワクワクすることはたくさんあります


生まれた後はバタバタするので

出産祝いのお返しを考えておいたり

ベビーグッズを買っておくこともおすすめです。


子どもが生まれると

なかなかゆっくりする時間は無くなりますから

夫婦だけの時間を作ることも良いでしょう。

特に旅行やデートは子どもが小さいうちは難しくなるので

これも生まれる前までに楽しんでおきたいですね。


子育ての不安なポイントにフォーカスしていくのではなく

楽しそうなことでイメージをアップデートしていきましょう。



清水の舞台から飛び降りる

京都の清水寺って行ったことありますか?

見晴らしが良いテラスのあるお寺です。


思い切って大きな決断や買い物をする時のことを

『清水の舞台から飛び降りる』と言いますが、

あんな高いところから

飛び降りるくらいの覚悟がないとできない

ということへの例えなのでしょう。


高いといってもよほどのことがなければ

飛び降りて死ぬことはなさそうです。

せいぜい骨折くらいかなぁ?


僕は何か大きな決断をするとき、

幼少期に遊んでいた南相馬の川を思い出します。

そこには3mくらいの砂防ダムがあって、

飛び降りるにはちょっと勇気の必要な高さ。

下は水なので清水寺と違って骨折することもなさそう。

でも怖くてなかなか飛び降りることができない。

勇気を出して一歩踏み出してみると、

後は水面に落ちるだけ。

元いた場所には戻れないし、後はなるようになるしかない


そのたった一歩の勇気が重要なのだと

子どもながらに学びました。


子育ても同じだと思っています。

妊娠がわかれば後はお腹が大きくなって生まれてくる。

生まれてきたら子どもはだんだんと成長するものです。

後はなるようにしかならない。

自分にできることしかできない。


自分にできないことまで背負い込もうとせずに

なるようにしかならないんだと

いい意味で気楽に捉えてみてはどうでしょうか。


子育てに自信が持てなくても

プレパパなんだったら

もうすでに一歩踏み出しています。

後は流れに身を任せる覚悟を決めるだけです。



まとめ


これからパパになる人にとって

不安なことばかりだと思います。


でもそれは女性も同じ。

いや、むしろ女性の方が

出産もあるのでより不安が大きいでしょう。


別に不安に思うことは

かっこ悪いことでもないし

当たり前のこと。


夫婦でそれを共有して

一緒に出産に備えること。

それこそが夫婦の絆を深めることになるのだと思います。


子育てをぜひ楽しんでくださいね。

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