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  • 執筆者の写真コウスケ

子育てマイペース宣言!子育ては周囲に合わせる必要はなし

更新日:2023年3月21日




俺めっちゃ子育てやってるのに。

もっと評価してくれても良くない?


周りの男性なんて全然してないし、

俺やってる方だよ。



わかります、わかります。

評価してほしいその気持ち。

でも、そう言っちゃうと

ママたちは絶対に評価してくれないんですよ。


なぜなら、

ママたちの方が圧倒的に子育てやっているから

パパがイメージしている何倍もやってるんです。

僕も何度も怒られました。

パパの育児を十分だと感じているママは

日本に何人いるんでしょうか?


どこまでやっても十分には程遠く

やってやりすぎることはなし

というのが僕の体感です。


ただ、

俺めっちゃやってる!!

めっちゃ頑張ってるんだよお!

と世界の中心で叫びたい気持ちもよくわかる。


世界の中心で叫ばずとも

そこそこ心が落ち着く考え方をまとめました。




隣の子育ては青いもんだ



売り言葉に買い言葉。

夫婦喧嘩のきっかけの多くはコレじゃないでしょうか。

「あんた全然やってない!」

「何!?やってるわ!」

「◯◯ちゃんの旦那さんなんて・・・・」


ちょっと夫婦喧嘩ストップ。

この『◯◯ちゃんの旦那さん』というワード

アウトです。

違反です。


これを言ってしまうと逆に

「◯◯さんの奥さんはお前よりももっとやっている」

と言ってしまうので

勝手に夫婦喧嘩に他人の夫婦が登場して代理戦争状態になります。

そして勝手に敵認定してしまうという申し訳ないことに。


子ども頃

「ファミコン買ってー!Aくんは持ってるよ」

と言った時親に

「よそはよそ、うちはうちです!」

とテンプレセリフを言われた記憶があります。

結局我が家はファミコンどころか

スーファミも買ってもらえず仕舞い。

「よそはよそ、うちはうち!」

は徹底されていたように思います。


ファミコンを持っているかどうか

という視点だけで見ると

Aくんはとても羨ましい家庭のように見えていたけど

実はAくんは鍵っ子で

寂しい放課後を過ごしていたのかもしれません。

Aくんの家庭では

寂しさを埋め合わせるためのファミコンだったのかも。


そう、

よそはよそうちはうち。

子育ての仕方もよそのお宅は関係ない。

各家庭、子どもに応じた我が家のやり方があるのです。



人生色々、キャパシティも色々



友人の奥さんに衣笠(※1)か金本(※2)かっていう『鉄人』がいました。


※1 衣笠祥雄。元広島カープの選手。連続試合出場記録を打ち立て「鉄人」の愛称で呼ばれた。


※2 金本知憲。元広島・阪神の選手。連続フルイニング出場の世界記録をもつ。「鉄人」と呼ばれた。


出産翌日から出勤して働き、

家事は全て担い

幼稚園の送迎やお弁当

さらには何をやってもうまくできないポンコツ旦那を励まして

マネジメントして博士号を取得させ

自分はフルタイムで働いて家計も支えるという、

文字通り『鉄人』ウーマンだったのです。


家事育児全部やって

その上自分の仕事応援してくれて

育成までやってくれて

甘えさせてくれる女房

最高すぎひん?


彼女から話を聞くと

1人で抱え込んで

随分と無理してた

と笑って話してくれたけど

抱え込んで無理してでも

なんとか処理できてしまうこと自体がすごいわけで

大抵はパンクするか

メンタル崩壊しちゃうわけで。

それをせずに笑い話にできるのはすげーんですよ。


そんなふうにできる人がいるんだよ

だからあんたも見習ってよ


なんて言われたって

困っちゃいますよね。

上を見たらキリがないんですよ。

下を見てもキリはないですが。


大谷翔平ができるんだから

お前もホームランくらい打てるはずだ

みたいな暴論を振りかざされても

全く共感も納得もできないんですよ。


できるやつはできるし

できないやつはできない。

それが能力だと言ってしまえばそうだし、

個性という表現を好む人もいる。


女性だからみんな子育てが上手にできるわけじゃないし

男性だから子育てが下手くそなわけでもありません。

ものすごい動ける人もいれば

少し動いたらいっぱいいっぱいになっちゃう人もいる。

キャパシティは人それぞれ。

性差があるわけでも

年齢差があるわけでもない。


誰かと比較して

できてるできてないと優劣をつけるのではなく

自分にできることをできるぶんやっていくのが

良いのではないしょうか。



子育てマイペース宣言を全人類で結ぼう



子育てが大変だと感じるか

それとも楽勝と感じるか

個人差あると思います。


同様に、

生まれた子どもの個性も

子育ての環境も

千差万別で全く同じ人なんていない。


誰かの体験が参考になったり

励みになったりすることはあるでしょうが

自分の子育ては自分だけのオリジナルの現状です。

できることもできないことも

やりたいこともやりたくないことも

十人十色。


子育てにマニュアルがないのって

そこにあるんですよね。

時代が変われば子育ても変わるから

子育て経験者の親のやり方が正しいとも限らなくて

絶対的な正解もない。


どれだけ育児に向き合えば十分で

コレだけだったら足りないと一概に線を引けるものでもない。


もうね、マイペースにやったったらいいんです。

たんたんと子どもと向き合う。

自分と妻と子どもたちが無理ない距離感で

無理ない負担で

バランスが取れたらいいんです

このバランスの加減はそりゃ家庭それぞれです。

相手のキャパシティと相談です。


子育てはああしろこうしろと

上から目線のお節介オバさんはもうやめにして

子育てマイペース宣言を全世界で採択したらいいんです。


産んだら育てる

どんな生き物でもやっていること。

そして子どもにも人権がある。

それをしっかり守る。

子どもの人権が守られる範囲で

愛情持って子育てができてたらそれでいいじゃん。


誰かのやっている方法を無理してマネなくてもいいし

質や量を競っているわけでもない。


ただあーだこーだと口を出すなら

手を出して。

育児中は何かと物入りなので

現物(お金)でもありがたい。


子育てマイペース宣言を夫婦間でも

守るよう協定結べたら

夫婦喧嘩も減るだろうなぁ。

そこに至るまでの道のりは険しそうだけども。



まずは認める、話はそれからだ



変な話、

子育てなんて猿でもできるんですよ。

犬だって

猫だって

子育てくらいできるんです。

人間にできないわけがない。


つまりですよ、

俺は子育てやってる!!

SUGEEEEEEE!!

ってドヤ顔するのはちょいとダサくないでしょうか。



ただ人間ですから、

頑張りを認めてもらいたい

という気持ちはわかります。


「やって当たり前」

だと思ってはいても

感謝されるとやりがいを感じますから。



しかし、感謝されるというのは

自分ではなく誰かによる行動です。

ベストセラー「嫌われる勇気」

で有名になったアドラーは

誰かの行動を変えることは非常に大変であり

それなら自分の行動を変えたほうが簡単

と言っています。


感謝も同様。

誰かに感謝してもらうより

自分が感謝したほうがずっと簡単。


「ありがとうございます!」

「いえいえ、こちらこそありがとうございます」


というやりとり、

すごく日本人ぽくないでしょうか。

そう、感謝を伝えると

相手から逆に感謝されるという謎の返報性ルールが日本にはある。


子育て頑張っているね

ありがとう!

と妻に言って欲しければ

まずは妻に

「ありがとう」

と言ってみること。


絶対とは言い切れません。

普段の行いがありますから・・・

でも大抵は

「こちらこそ、いつもありがとう」

と言ってくれるはず。


そんなあなたにはコレ。

伝道者パウロはエフェソス人に宛てた手紙で

「愛は受けるより与えるほうが幸福である」

と説いています。


感謝の言葉も伝えたらそれで幸せなんすよ。

見返りなんて気にすんな。



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