• コウスケ

僕が妻を『マムシ』と呼んだわけ



『マムシの暮らし』

というブログタイトルについて違和感を感じている方は多いのではないかと思います。

「なんでマムシ?」

とよく言われます。


実はマムシとは妻のことです

僕は妻にマムシというあだ名をつけたことがありました。


今回はブログタイトルの起源について紹介していきます。



クイズ!妻をマムシと呼んだわけ


突然ですがクイズです。僕が妻をマムシと呼ぶようになった理由は次のどれでしょうか。


1、マムシと呼ばれた戦国武将、斎藤道三に似ていたから
2、マムシ酒が好きだったから
3、マムシのような強い毒を持った女だったから

自分で書いておいてなんなんですが、1〜3どれを選んでもなかなかヒドイ理由ですね(笑)

答えは最後に書かせてもらいます。でも続きを読んでくれればなんとなくわかるかも。



「まむしの暮らし」というノート


妻と結婚した2013年3月。

その時点で、二人は札幌と南相馬と、バラバラに暮らしていたため、今後どうやって結婚生活を築き上げていくのかが大きな課題でした。


これからの暮らしをどうするか考えていこうという趣旨で始めたのが黄色い一冊のノート。黄色いノートに緑色のサインペンで最初に綴った言葉。

それが「まむしの暮らし」というタイトルだったのです。

マムシとの暮らしを綴るノート、という意味で僕が書きました。




回想:2012_APバンク



そもそも、なぜ妻が「マムシ」になったのか。それは結婚する前年、2012年の7月に遡ります。福島の復興関係の集まりで初めて会ってから約半年。ようやく、打ち解けて話をするような間柄になった頃のことでした。


彼女は福島であるプロジェクトを発足するために、福島市でキックオフパーティを開催したのでした。主賓は音楽プロデューサーの小林武史氏。南相馬で活動していた僕も、何かで関わるだろうとそのパーティに呼ばれていました。


南相馬から福島市までは車で1時間半の距離。お酒を飲むつもりでいたので、会場近くのホテルを予約していました。


キックオフパーティは大盛り上がりで、時計の針が日を跨いだ頃に終了。一通り挨拶をして回ると、そこに妻と女友達がいたのです。



女子二人とホテルへ行くの巻


「お疲れ」

と声をかけると、僕がお酒を飲んでいたことを知っていた彼女たちは、この後どうすんの?と尋ねてきました。

「そこのホテルとってるよ。さすがに帰れないし。二人は?」


僕はなぜ、このとき「二人は?」と聞いてしまったのでしょう。

みんなで二次会的なの行くならーというニュアンスのつもりだったのですが、想像している反応とは全く違っていました。


「ホテル?行く行くー♪」


え?誘った風に聞こえた?どういう解釈?


妻は(その友人も)この頃から少しぶっ飛んでいたとだけお伝えしておきます。ま、いいかと一緒にホテルに連れて行ってしまう僕も僕なのですが、始めに言っておきます。

下心的なものは一切ない。断じてない。

話し足りなかった、それだけ。

同世代の彼女たちと、今後の未来について話す時間はとても楽しかったのです。


予約時に1人と言っていたはずだったのですが、なぜか部屋はツインでした。しかし、こうして話をする今となっては広い部屋の方がありがたい。



さあどっち?人生を決めた究極の選択



福島の未来の話、自分たちの未来の話、恋話など、2、3時間話をしただろうか。そろそろ疲れたので、さっぱりしたいと思い、ちょっとシャワーを浴びに行くことにしました。彼女たちはまだまだトークで盛り上がっている様子。


しかし、シャワーを浴びて出てくると、部屋の中は静寂に包まれていました。

もう遅いし、眠いよな。よし寝よう、本当にツインで良かった、と思いながら部屋を見渡すと、僕はすぐに異変を察知。


一人は左のベッドに。もう一人は右のベッドに寝ていたのです。

おかしいだろ!コレは。


「おい!!!!きみたち、どっちかに寄りなさい」


「やだー。女の子同士で寝るなんてありえなーい」

「いいよ、どっちか来なよ」


おかしいだろぉ、それは。

・・・ふつふつと怒りが湧いたことは想像に難くないのではないでしょうか。時計は午前3時を回ったところ。疲れも眠さも限界なのですよ。


ここでちょっと冷静に状況の整理。

左の子は彼氏持ち。

右の子はおれの知っている人と付き合って(不倫して)いる。


・・・さて、あなたならどうする??



マムシ爆誕!


僕は元々、この子たちに「怖い」という感情を抱いていました。というのも、人たらしのうまい二人だったから。一緒に仕事をしたり、友人として未来について語ったりする分にはとても頼もしいパートナーであることは間違いない。しかし、異性としては信用ならない。


「DANGER」「DANGER」


赤いパトランプのイメージで僕の脳内にアラートがけたたましく鳴り響いていました。


おまえら二人とも毒を持っている!

噛まれたら即死だ!

そうだ、お前は「キングコブラ」、お前は「マムシ」だ。

両方とも噛まれたら死んじゃうくらい強い毒を持っているんだ。


ベッドを占拠している二人にそう言ってやったのです。それもまあまあ強い口調で。


「うふふ、キングコブラだってー」


「まむしはお酒にもなるし、薬にもなるんだよ」


えーーーっと。響いていらっしゃらない。


多少悪意を持って伝えたあだ名のはずなのですが、彼女たちのポジティブパワーには敵わなかったようでした。そんな反応をされると正直ズッコケる。当初の怒りはどこかへ飛ばされてしまいました。


「マムシ」と「キングコブラ」

どちらのベッドへ行ったかはご想像にお任せします。



マムシの毒に御用心



その晩(早朝?)、

噛まれるもんか!

噛まれるもんか!

噛まれるもんか!

碇シンジくんのように唱えながら眠りにつきました。



数ヶ月後・・・

僕は、まむしの毒は強力だったということを身を持って証明することになったのです。見事にまむしの毒にやられた僕は、ひたすらに結婚まで押し続けたのですから。


というわけで、クイズの答えは3番の「マムシのような強い毒を持った女だったから」でした。


「マムシの暮らし」はまむしと呼ばれた女と暮らすことになった夫の視点で、家事や育児を行う暮らしのエッセイが原点なのです。


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