• コウスケ

その症状、産後うつかもよ?産後うつになった妻への対応どうする?

更新日:6月1日


子どもを産んでから妻の様子がおかしい

と思ったことはありませんか?


イライラしている

気分が安定しない

赤ちゃんと一緒に泣いている

食欲がない

ミスが多い

文句が多い

などなど。


産後は体も気持ちも大きな変化があるので

様子がこれまでと違うというのも確かにそうなのですが、

ネガティブな方向に大きく変わっているのであれば

『産後うつ』

かもしれません。


日本産婦人科協会によると、

産後うつは出産後3ヶ月以内に発症することが多く、

2週間以上続くこと、

産後10%程度の人が産後うつにかかっていることがわかっています。


産後うつの原因となるのが

体調や子どもがいる環境の変化についていけないこと

育児のサポート不足

が挙げられます。


産後うつは時間の経過とともに

だんだんと環境に慣れていき治ることが多いとされていますが、

悪化することも当然あって、

子どもへの虐待や自殺に発展することもあります。


毎年のように子どもの虐待死のニュースが流れますが、

その実情を知るとものすごく悲しくなります。


今、自分にも子どもがいるけど

こんなにも可愛い我が子を殴ったり

食事を与えなかったり

抱きしめてあげなかったりするのって

こんなにつらいことはないですよね。

子どもにとってもつらいのはもちろんのこと、

本当は可愛いはずの我が子に

そんなふうにつらい思いをさせてしまっている親もつらい。

本当は愛してあげたかったはずなのに

余裕がなさすぎて

心が体が自分を守るために子どもを犠牲にしてしまう。

本当に悲しすぎます。


男性の育休取得も制度はあるものの

取得率はまだまだ低いまま。

令和の今も時代でも

父親は外に働きに出て、

母親が中心の子育ての家庭が多いのではないでしょうか。


産後うつに妻がならないよう

出産直後からサポートできるのがベストですが、

人間至らないことが多いもので

育児をしっかりやっているつもりでも

実は全然足りてなかった、とか

努力の方向が間違っていたなんてこともあり得ます。

僕もさんざん妻からはお叱りを受けました。


妻がもし産後うつになっていそうだったら

異変にいち早く気づき

対応していくことができるのは

一番近くで一緒に子育てをしている夫しかいません。


妻と子どもを守るため

しっかりと産後うつに対応していきませんか?




産後うつ対応1:認識をする



産後うつに対して

夫ができることは

まずは妻の変化をキャッチすることです。


産後の妻は攻撃的です。

春のヒグマかってくらい凶暴です。

でもそれに真っ向から立ち向かってはダメです。

ドラマ101回目のプロポーズで

武田鉄矢がトラックの前に飛び出して

「僕は死にませーーーん!」

とやってしまうくらい無謀です。

ドカンと轢かれて即死です。


現在日本でも敵基地攻撃能力を持つかどうか

議論がされています。

攻撃されたから反撃する

なんてのは国際法上では常識なのかもしれませんが、

ここはあえてガンジーになりましょう。


非暴力です。

相手の攻撃をかわし続けましょう。

「産後だから仕方ない」

と唱え続け

まずは冷静になりましょう。


攻撃的な中にも

妻の変化がわかるようになります

辻褄が合わないとか

何かがおかしいとか

一緒にいた夫だから察知できることがあるはずです。


冒頭にも述べたように

イライラしている

気分が安定しない

赤ちゃんと一緒に泣いている

食欲がない

ミスが多い

文句が多い

などなど

コンボした場合には「産後うつ」を疑ってみてください。

産後うつに対処していくには

まずは妻の状況を認識していくことが重要です。



産後うつ対応2:できる限り家事育児に手を出す



日本産婦人科協会によると、

産後うつの原因の1つに

育児のサポート不足が挙げられます。


産後のガタガタの体で

体力も精神もすり減らして

家事と育児を担って限界を迎える。

想像に難くない話です。


夫としてできること

それは物理的に妻のサポートをすることです。


なぜ妻がうつになるくらいに追い詰められているのか、

それは自分のイメージ通りに体も頭も動かないからです。


出産後はバカになると言われますが、

実際に物忘れも増えるし

思考がまとまらない

難しいことが考えられないということが起こります。


それは体の回復に集中しているからとも言えます。

それだけ出産は大変なことなのです。

我々男性には具体的にどのくらい大変なのか

想像するしかできませんが

張り切ってひさしぶりにスポーツしちゃって

1週間ひどい筋肉痛が取れない

以上につらいんだろうなと思います。


筋肉痛のひどいやつはほんとひどいですよ。

歩けませんし腕も上がりません。

どんだけ寝ても眠たいし

脳みその筋肉すら使いたくないくらいにぼーっとします。


そんな状態で

隣に何もできない赤子が泣いていて

家事もやらなきゃいけなくて

うん、泣きたくなるね。

放棄したくなるでしょうね、全部。


産後すぐは一緒に家事育児を担っていくことが必要だからこそ、

男性も育休取得が推奨されているのですが、

まだまだ理解ある職場ばかりでないのが現状。

仕事から帰ってきて

疲れているのもよくわかる。


だけどこれ以上妻を追い込まないためにも

帰宅後もう一踏ん張りしましょう。

皿洗いでも洗濯でも、

何か1つでもできることに手を出せば

その分妻が助かるのです。


「いいよ、全部やるから寝てな」

と言えたらかっこいいんだろうけど、

仕事しながら正直そこまで言えるかどうか。


物理的には、出産と授乳以外は男性でもできるはず。

それを心に留めて頑張るしかない。

それが愛する妻の精神崩壊を防ぎます。



産後うつ対応3:妻の話を聞く



歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリは著書で

テクノロジーの発達によって

スイスにいる従兄弟に会うことは容易になったが

朝食卓で配偶者と話すことは難しくなった

と書いています。


なぜならSNSが発達したから。

朝からデジタルな情報をお互いに見てばかりで

リアルな会話が疎かになっているということです。


これはグサリと刺さりました。

確かにSNSを通して

距離が離れた人とのコミュニケーションは取りやすくなったけど

目の前の人との会話は減ったなあ、と。


うちの妻は産後

目が疲れてつらい

と言って数週間

スマホをあまりいじらなくなりました。


僕はといえば

気分転換がスマホだったので

隙間時間があればずっとスマホを見っぱなし。


会話が減ったなぁと思うことすらもなく

夫婦の距離感が開いていったことがありました。


会話、大事。

別に自分のことはそんなに喋らなくていいんですよ。

話を聞ければ。

聞き上手はコミュニケーション上手とも言います。


特に産後は自分の変化や気づき、

赤ちゃんがどうしたこうしたと

母親として話したいことがいっぱいあります。

それをただ聞いているだけでも

心の安定剤になるんじゃないかな。


妻の話をよく聞く旦那さんがいる家庭は

家庭そのものが安定しているように感じます。



産後うつ対応4:気分転換を一緒にする


追い詰められると

人間視野が狭くなります。


僕も仕事で追い詰められたことが何度もありました。

毎日心臓の辺りがヒリヒリしながら

胃袋がキュッと縮むような思いをしながら

毎日会社に通っていたことがありました。


次から次へと問題が起こるもので

その処理と報告、対策をしているだけで

毎日があっという間に過ぎていく。

いつ寝て

いつ何を食べていたのかすらわからない。

寝ても覚めても

この問題をどうしたら解決できるのか

この日常からどうやったら脱出できるのか

そればかり考えていました。


視野が狭くなっている状態でしたね。

本当に目の前の問題しか見えなくなる。

心が重くなる問題にしか目がいかないから

余計につらくなる。

完全に負のループです


これを解消するためには気分転換が必要です。

僕は当時独身だったので

先輩になかば強引に飲みに連れていかれました。

「そんな暇ない」

って言っているのに

飲みに行って全くどうでもない与太話をして

帰って寝て

翌日会社に遅刻したんですが

不思議とスッキリしたのを覚えています。


追い詰められて

視野が狭くなっている人に必要なのは

気分転換です。


1人ではどうにもできない状態になっているから

連れ出して

一緒に何かするのがいいでしょう。


赤ちゃんがいる状態では

何かするにも工夫が必要ですが、

ドライブに連れ出すなり

自宅で映画を見るなり

色々できますよ。



産後うつ対応5:1人の時間を作る



なぜ妻がうつになるほど追い詰められるのか

それは赤ちゃんがいるからです。

赤ちゃんは1人では何もできない存在です。

なので

「自分がいてあげないと」

という義務感が働きます。


つまり、

一緒にいるうちは心が休まらないのです。

2人目3人目の場合は

ある程度慣れているでしょうが

やっぱり1人目の時は

どうしていいか

どこまで気にかけたら良いものかわからずに

あたふたしていた記憶があります。


僕は男には1人の時間が必要と考えています。

家族といえども

24時間常に一緒にいると息が詰まっちゃう。


カフェに行ってぼーっとコーヒーを飲むもよし

海に行って釣りをするもよし

1時間でいいから1人の時間を作ると精神が安定します。


これ、女性もそうなんです。

特に産後は赤ちゃんと一緒にいると

女親というものは

男親以上に赤ちゃんのことを気にかけていまして

(生物学的に自然の摂理なのですが)

赤ちゃんと一緒にいると休まりません。


そこで、覚悟を持って少しの時間でいいから

赤ちゃんを預かって

妻の1人の時間を作りましょう。


生後3ヶ月もすれば

授乳のタイミングも安定してくるし

寝るタイミングも安定します。

あとは1、2時間、それ以上でもいいですが

責任を持って見守る覚悟です。


その辺に赤ちゃんをおいて

泣いても放置して

自分の好きなことをしているとかはダメですよ。

母親は赤ん坊の泣き声には敏感です。


よく考えてみてください。

普段は母親と一緒にいる赤ちゃんを

この1、2時間だけは独占できるんです。

超幸せな時間です。

この貴重な時間を楽しむ方が

有意義ではないでしょうか。

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