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  • 執筆者の写真コウスケ

国会議員秘書ってどんな子育てをしているの?秘書の1日と1週間

更新日:2023年3月24日



みなさんこんにちは!コウスケです。詳細は申せませんが、私、こう見えて実は国会議員の秘書をしています。

政治家の秘書と聞いてどんなイメージを持つでしょうか。


めちゃくちゃ多忙
24時間365日働く
無理難題を解決する

などなど、思われているようで

「大変でしょう〜」

とよく言われます。


大変ではない、とは言いませんよ。大変な仕事ではありますが、仕事ばかりして家庭を疎かにするわけにはまいりません。日々、仕事と家庭のバランスを取るべく腐心しております。


忙しそうと思われている国会議員秘書がどのように家事育児と仕事のバランスをとっているのかをまとめました。



秘書のある1日



5時「起床」


僕は早く起きることを心がけています。早起きして自分の時間を作るためです。まずはコーヒーを淹れて、ブログを書いたりノートを書いたり読書をしたりします。

ただ、秘書の仕事には朝駅前に立つという朝街宣という仕事があり、そういう場合は6時半には出勤します。多い時で週3ほどです。



7時「朝ごはん」


朝ごはんは僕の仕事です。みんなの朝ごはんを用意します。炊飯器は前日に予約しておくとして、味噌汁や副菜などを7時から30分ほどで作ります。たまに子どもたちのお弁当を用意することもあります。



8時20分「ゴミ捨て」「出勤」


出勤前に全ての部屋のゴミを集めてゴミ捨てへ。意外と毎日何かしら捨てるものあるんですよね。

バスと地下鉄を使って通勤をしています。事務所への通常の出勤は9時ですが、代議士を迎えに行く際は前後するなど臨機応変に動きます。



9時〜18時「勤務」


通常はこの範囲で働いていますが、会合への出席などがあるとこの限りではありません。コロナ禍で飲食を伴うものは激減しましたが、19時から始まるものもあるので帰りが遅くなることもあります。ただし、代理出席でない限りは代議士を会場に置いて自力で自宅に帰ってもらうようにお願いしています。これも習慣化すると、代議士もそういうものだと思ってくれます。


朝街宣があって、朝早く出勤した時などは夕方特別仕事がない場合、16時退勤などもしています。これも自己申告して早めに帰らせてくださいと根回しして実現しています。早く帰れる日などは買い物をしたり、子どもたちと遊ぶ時間に充てています。



18時半〜19時「帰宅」「夕食」


僕は基本的には残業をしません。家族の「夕食を作らなくてはいけないので」と公言しているので、「早く帰らなくて大丈夫?」と逆に気を使ってもらっています。

夕食作るは方便ではなくガチな話でして、妻が夕方から夜にかけてミーティングなどが多く入っているため、僕がほぼ毎晩夕食の用意をしています。大抵は朝の食器やお弁当箱がそのまま流しに入っているので皿洗いからですね。


疲れて帰ってきた日はビールを飲みながら作ったり、もう無理という日はデリバリーしたりすることもあります。今日は許してと思いながら注文しています。


子育てごはん作りはこちらの記事をどうぞ



20時「洗濯」「風呂」


帰ったタイミングで僕は洗濯機のスイッチを入れ、夕食作りに取り掛かります。食後は皿洗いをして、洗濯が終わった頃合いを見て干します。子どもたちが小さい頃はその間にお風呂を洗って溜めて子どもたちと一緒にお風呂入って、歯磨きさせてとしていましたが、最近はお風呂を溜める家事を長女にお願いしてやってもらっています。いや〜子どもの成長を家事が減ることで実感しますね。

さらには取り込んだ洗濯物を畳んでしまうまでやれる時はやっちゃいます。どうしても疲れて無理な時は放置していることも。ま、洗濯物は腐らないし。



21時「読書タイム」


我が家では読書タイムというものを設けています。読書習慣をつける工夫として子どもが小さい頃は読み聞かせをしていました。毎晩3〜4冊は読んでいましたね。今は小学生の長女は自分で好きな本を読んだり、弟に絵本を読み聞かせてくれたりしています。

そして本を読んだら消灯です。


我が家の読書習慣についてこちら



22時「就寝」


この読書タイムが終わった後の30分程度が一息つく時間。今日一日のことをノートに書いて僕も就寝します。翌日早起きするためには早く寝ないとですね。



秘書の休日



国会議員の秘書は大きく2種類に分けられます。国会秘書と地元秘書です。国会秘書は主に東京の議員会館におり、政策立案や国会関連業務のサポートを行います。僕は地元秘書ですので代議士の地元での政治活動をサポートします。


国会議員は金帰火来と言われており、火曜日の朝一に国会へ行き平日は国会業務、金曜日の夜に地元に帰り土日祝日にイベントというのがルーティンになります。そのため、地元秘書は世間が休みの日ほど忙しいのです。



連休はお盆と正月だけ


10人以上秘書を抱えている大きな事務所もありますが、弊事務所は少数精鋭です。秘書2、事務スタッフ1で休みは交代で回しています。ゴールデンウィークだろうとシルバーウィークだろうとイベントなどのため交代で休む程度。連休になんて滅多になりません



休みは獲得するものである


仕事の性質上、どうしても休みが取れなくて10連勤とかなることもザラ。休める時に休みを取る、というのが通例になっています。秘書は一般的なサラリーマンと異なり、決まった休日はなく、労働基準法など法律でも守られていない特異な存在なので、休日は待っていてもやってきません。休む権利などは保障されていないので自分で取りに行くという強い精神が必要です。


休みはもう徹底的にアピールです。「そろそろ休ませてほしい」「家族とのスケジュールを入れたい」などなど手練手管を駆使して休日を確保します。


弊事務所は配慮してくれる職場ですが、ひどいところではアピールしても休ませてもらえないなんて話も聞きます。秘書の仕事に終わりはなく、やることなんて腐るほどあるのです。




休みをどう過ごす?


サラリーマン諸兄の休日といえば、どんな過ごし方をしているのでしょうか。キャンプや釣り、スポーツなど周囲の友人たちは自分達の趣味に没頭する時間を作っているようです。

しかし!それは子どもが既に中学生以上と成長しているから。まだまだ幼いと親子で過ごす時間が必要になります。そのため、毎週妻と休みの日どうする?と話し合うことになります。



休日にも家事育児


妻も事業をやっている関係上、休日はパパのワンオペになることもしばしば。どこかへ連れて行って一緒に遊びつつ、買い物を済ませたり家の掃除や片付けなども行います。休日ともなると、基本パパがいるので3食作ることも。1食くらいは外食でということももちろんありますけどね。



まとめ


どんな仕事でも、忙しいし大変なのだと思います。そんな中で、皆さん工夫して時間を調整しながら家事育児に邁進しているのではないでしょうか。

僕も政治家秘書というちょっと変わった仕事をしていますが、元気に仕事も家事育児も両立しようと頑張っています。


僕が積極的に家事育児をしているのは実は夫婦関係をキープするためでもあります。


プラス、子育てをやるかやらないかで寿命にも影響するというから恐ろしい・・。


時間がない

のではなく

時間は作るもの。

時間を作るためには何かを止めるのがおすすめです。僕はテレビやネット、スマホをダラダラいじる夜の時間をやめて、夜は割り切って早く寝て朝自分の時間にすると決めました。朝だと出勤までのタイムリミットがあるので、ダラダラやれないんですよね。

忙しいからこそ、時間を確保して家事育児も仕事もうまくやりましょう。




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